アンサンブル・ド・ミューズ バレエ

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

トルソーを引き上げる…♪

2019-10-27 10:48:43 | Weblog
バー・レッスン。
1番ポジシオンでスロー・タンジュ、その2セット目。
1番→ポワン・タンジュ・ドゥヴァン→フレックス→ポワン・タンジュ→1番→ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド→フレックス→ポワン・タンジュ→1番→…………
アン・クロワで2セット。

後ろから見ていると、ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンドからフレックスする瞬間に、ヨウさんのトルソーがバーの方にグッと傾く。
そうすることで釣り合いをとろうとしてるワケよね。
でもね、それは
左手バーで左が軸脚、右を動作脚としましょうね。
右脚をポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンドに出すとき、同時にトルソーも上に引きあげります
ポワン・タンジュした脚にはまったく重心が載っていないので、フレックスしてもトルソーに影響はありません
「ひょえぇぇぇ…
一番初めのポワン・タンジュするときのコントロールが大事なの。
トルソーは に、動作脚は に、このふたつのベクトルの引き合いが大事なんですよん
「あぁ、ベクトルの引き合い… グラっていっちゃうのはどうしてでしょう…
「体幹の筋力不足
「あ、やっぱり…
「あのね、トルソーを引き上げるってことの私なりのイメージなんだけどね」
左右それぞれの爪先からカカト、そこからふくらはぎ→内腿を通って丹田にエナジーが集まる
丹田で一つになったエナジーは身体の中心軸を通って上昇し、頭頂を抜けて無限に上昇を続ける
中心軸を通るエナジーが分散しないように、丹田を背骨に向けて引きつけ肋骨を閉じて蓋をする
肋骨をきちんと閉じていれば重心は後ろに落ちない
「…ってことなのよ。エナジーってのは大地のエナジーって感じかな
「あぁ、そうですねぇ、肋骨をちゃんと閉じるとお腹も緩まないというか…
そうそう。
ひとつの動作、たとえば片方の脚を動かすときにその1本の脚だけが動いてるんじゃなくて、その脚が楽に動くようにトルソーにも動きが生じてるってこと。
トルソーの場合は“動き・動作”として見えないだけで、停止してるわけじゃないってことよ。
「トルソーの中心に上向きのベクトルがあるとイメージしたらいいんじゃないかな
コメント
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