文庫本の棚のエンド台に積み上げられた数々の新刊の中にコレがありました。
カバーのイラストがなんといえばいいかな、ちょいと少女マンガ的で他の作品のカバーとは異質な感じがするんですよね。
で、奥付を見てみたらすでにシリーズ2作目も出ているみたい。
それなら両方読もうと思って通常の棚のところを探したけどありませんでした
ま、いいや3作目だけでも
『ハケン飯友』椹野道流著 集英社オレンジ文庫
1作目では、年明け早々に失職した主人公の坂井寛生クンが神社のご祭神にお願いごとをするところから始まって、ご祭神から遣わされたという人間に化ける猫と毎夕食事を共にするようになり、沖守静さんという老婦人と知り合い、やがては沖守邸のハウスキーパー兼沖守夫人の付き人兼夫人が経営する喫茶店の店長となれてめでたしめでたし、って流れでした。
人間に化ける猫ってことでファンタジーの要素はしっかりありながら、猫が坂井クンに言う言葉には不思議な重みがある。
本書シリーズ3作目では、これまで神職不在だった叶木神社に新しい神職が現れる。
その人物、坂井クンと、さらには猫とも全く縁がないわけではないらしく…
登場人物それぞれの、決して平坦ではないけれど穏やかで暖かな時間や思いが交わったり重なったりして過ぎていきます。
猫は相変わらず俺っちと自称し、坂井クンのことは旦那と呼んでいます
「…でございましょう」「…でございますか?」っていう落語の登場人物のような口ぶりも相変わらず。
新しい神職との出会いの場のあと、私、確信しました。
化け猫じゃん
やっぱりシリーズ2作目も読んでおきたいなぁ
カバーのイラストがなんといえばいいかな、ちょいと少女マンガ的で他の作品のカバーとは異質な感じがするんですよね。
で、奥付を見てみたらすでにシリーズ2作目も出ているみたい。
それなら両方読もうと思って通常の棚のところを探したけどありませんでした
ま、いいや3作目だけでも
『ハケン飯友』椹野道流著 集英社オレンジ文庫
1作目では、年明け早々に失職した主人公の坂井寛生クンが神社のご祭神にお願いごとをするところから始まって、ご祭神から遣わされたという人間に化ける猫と毎夕食事を共にするようになり、沖守静さんという老婦人と知り合い、やがては沖守邸のハウスキーパー兼沖守夫人の付き人兼夫人が経営する喫茶店の店長となれてめでたしめでたし、って流れでした。
人間に化ける猫ってことでファンタジーの要素はしっかりありながら、猫が坂井クンに言う言葉には不思議な重みがある。
本書シリーズ3作目では、これまで神職不在だった叶木神社に新しい神職が現れる。
その人物、坂井クンと、さらには猫とも全く縁がないわけではないらしく…
登場人物それぞれの、決して平坦ではないけれど穏やかで暖かな時間や思いが交わったり重なったりして過ぎていきます。
猫は相変わらず俺っちと自称し、坂井クンのことは旦那と呼んでいます
「…でございましょう」「…でございますか?」っていう落語の登場人物のような口ぶりも相変わらず。
新しい神職との出会いの場のあと、私、確信しました。
化け猫じゃん
やっぱりシリーズ2作目も読んでおきたいなぁ