足慣らしのシンプルなストレッチをしてからバー・レッスンをきっちりと
ま、ちょいちょい面白いこともあって…、パール・テールのとき、
4回ロン・ドゥしたらドゥヴァンにバットマン→ルティレ→デヴロッペ・ア・ラ・スゴンド→…………
「あぁら、みんなぁ、そんなソソクサと脚を下さなくても…、音の最後まで脚を伸ばし切るのよ」
「あ゛… う゛… い゛… 」
なぁんてことも
バー・レッスンのあとちょっと換気をして、それからセンター・レッスン
バットマン・タンジュ、バットマン・フォンデュでアダージョ、エシャッペとルティレ-ルルヴェのシンプルなアンシェヌマンを順に練習。
う~ん、3人とも順番とか方向とかルティレの高さとか…etc.etc. …、大した問題はないんだけどね…、けどね…、ポール・ドゥ・ブラが問題なんだよねぇ。
正しいポジシオンや正しい通り道を知らないまま、長いブランクを経てレッスンを再開しちゃってるんだねぇ
アームスの動き=ポール・ドゥ・ブラは単なる添え物じゃぁなくて、動きをリードしたりコントロールしたりと重要な役割がある。
せっかくキレイに脚が挙がってもポール・ドゥ・ブラがいい加減だとポゼの調和を乱す、とかね。
1回の練習で身に付くほど簡単なものではないけど、基本の≪基≫の基の基くらいは一度確認して、出来れば修正しておこう。
クラシック・バレエにはいろんなメソッドがあってメソッド毎に多少の違がはある。
当然ポール・ドゥ・ブラも高さや角度や肘の湾曲具合などメソッドによって違う、呼び方も違うし。
だから私のクラスではどれかのメソッドに偏るわけでもない、ニュートラルなポジシオンで練習します。
まずいくつかの前提があります。
アン・バ、アン・ナヴァン、アン・オーのとき、両腕の肘の窪みと手の平は互いに向き合っている
ア・ラ・スゴンドのとき、両肘の窪みと両手の平は正面を向く
そして
不必要不自然に手首や肘に角度を付けない
これが大事です。
下手に角度をつけてしまうと、本来は伸びやかであるべきラインが途切れたり腕が短く見えたりしますから気を付けましょう
数年前にセミナーを受講したとき、講師を務めたフランス人のヴェテランバレエ教師は
「アン・バで肘を曲げすぎて丸いラインをつくると太って見える、アン・オーで肘を曲げすぎて頂点が低くなると顔が大きく見える」
と注意してました
私のクラスでは
「腕の力を抜いて、肩から腿の前にダラン と腕を垂らしてごらんなさい…、それだけで腕はわずかな曲線を描いているでしょう…、その曲線を守ったまま少しだけ手先を中央に向けましょう、少しだけですよ…」
とアドヴァイスしています、これが基本のアン・バのポジシオンです。
この基本のアン・バのラインを守ったまま
トップ・バストの高さまで引き上げたら、それがアン・ナヴァン
頬の横まで引き上げたら、それがアン・オー
アン・オーから両腕を左右に肩の高さまで開きます、それがア・ラ・スゴンド
アン・ナヴァンもア・ラ・スゴンドも肘が下がったり、手先が垂れたりしないように気を付けましょう
次に、ポール・ドゥ・ブラ、軌道つまり通り道にも一定の決まりがあります。
たとえば、
アン・バ→アン・ナヴァン→ア・ラ・スゴンド、あるいは、アン・バ→アン・ナヴァン・アン・オー→ア・ラ・スゴンドの順に通っていくのがアン・ドゥオール
アン・バ→ア・ラ・スゴンド→アン・ナヴァン、あるいは、アン・バ→ア・ラ・スゴンド→アン・オー→アン・ナヴァン→…の順に通るのがアン・ドゥダーン
というのが基本の≪基≫です。
アン・ドゥオールかアン・ドゥダーンかはパとの関係性やアンシェヌマンによって変化します。
ただ、初級レヴェルくらいの間は指定が無い限りアン・ドゥオールで、と気を付けるといいでしょう
この基本の≪基≫がきちんと身に付いてこそ、そのほかのアームスのポジシオンも美しくなりますよ。
見様見真似で何となくの中途半端なポール・ドゥ・ブラは不要です
ま、ちょいちょい面白いこともあって…、パール・テールのとき、
4回ロン・ドゥしたらドゥヴァンにバットマン→ルティレ→デヴロッペ・ア・ラ・スゴンド→…………
「あぁら、みんなぁ、そんなソソクサと脚を下さなくても…、音の最後まで脚を伸ばし切るのよ」
「あ゛… う゛… い゛… 」
なぁんてことも
バー・レッスンのあとちょっと換気をして、それからセンター・レッスン
バットマン・タンジュ、バットマン・フォンデュでアダージョ、エシャッペとルティレ-ルルヴェのシンプルなアンシェヌマンを順に練習。
う~ん、3人とも順番とか方向とかルティレの高さとか…etc.etc. …、大した問題はないんだけどね…、けどね…、ポール・ドゥ・ブラが問題なんだよねぇ。
正しいポジシオンや正しい通り道を知らないまま、長いブランクを経てレッスンを再開しちゃってるんだねぇ
アームスの動き=ポール・ドゥ・ブラは単なる添え物じゃぁなくて、動きをリードしたりコントロールしたりと重要な役割がある。
せっかくキレイに脚が挙がってもポール・ドゥ・ブラがいい加減だとポゼの調和を乱す、とかね。
1回の練習で身に付くほど簡単なものではないけど、基本の≪基≫の基の基くらいは一度確認して、出来れば修正しておこう。
クラシック・バレエにはいろんなメソッドがあってメソッド毎に多少の違がはある。
当然ポール・ドゥ・ブラも高さや角度や肘の湾曲具合などメソッドによって違う、呼び方も違うし。
だから私のクラスではどれかのメソッドに偏るわけでもない、ニュートラルなポジシオンで練習します。
まずいくつかの前提があります。
アン・バ、アン・ナヴァン、アン・オーのとき、両腕の肘の窪みと手の平は互いに向き合っている
ア・ラ・スゴンドのとき、両肘の窪みと両手の平は正面を向く
そして
不必要不自然に手首や肘に角度を付けない
これが大事です。
下手に角度をつけてしまうと、本来は伸びやかであるべきラインが途切れたり腕が短く見えたりしますから気を付けましょう
数年前にセミナーを受講したとき、講師を務めたフランス人のヴェテランバレエ教師は
「アン・バで肘を曲げすぎて丸いラインをつくると太って見える、アン・オーで肘を曲げすぎて頂点が低くなると顔が大きく見える」
と注意してました
私のクラスでは
「腕の力を抜いて、肩から腿の前にダラン と腕を垂らしてごらんなさい…、それだけで腕はわずかな曲線を描いているでしょう…、その曲線を守ったまま少しだけ手先を中央に向けましょう、少しだけですよ…」
とアドヴァイスしています、これが基本のアン・バのポジシオンです。
この基本のアン・バのラインを守ったまま
トップ・バストの高さまで引き上げたら、それがアン・ナヴァン
頬の横まで引き上げたら、それがアン・オー
アン・オーから両腕を左右に肩の高さまで開きます、それがア・ラ・スゴンド
アン・ナヴァンもア・ラ・スゴンドも肘が下がったり、手先が垂れたりしないように気を付けましょう
次に、ポール・ドゥ・ブラ、軌道つまり通り道にも一定の決まりがあります。
たとえば、
アン・バ→アン・ナヴァン→ア・ラ・スゴンド、あるいは、アン・バ→アン・ナヴァン・アン・オー→ア・ラ・スゴンドの順に通っていくのがアン・ドゥオール
アン・バ→ア・ラ・スゴンド→アン・ナヴァン、あるいは、アン・バ→ア・ラ・スゴンド→アン・オー→アン・ナヴァン→…の順に通るのがアン・ドゥダーン
というのが基本の≪基≫です。
アン・ドゥオールかアン・ドゥダーンかはパとの関係性やアンシェヌマンによって変化します。
ただ、初級レヴェルくらいの間は指定が無い限りアン・ドゥオールで、と気を付けるといいでしょう
この基本の≪基≫がきちんと身に付いてこそ、そのほかのアームスのポジシオンも美しくなりますよ。
見様見真似で何となくの中途半端なポール・ドゥ・ブラは不要です