アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

作品に使う駒(=パ)は出揃った…かな…♪

2019-04-07 10:17:56 | Weblog
さぁ、跳びましょ、跳びましょ
右脚前5番クロワゼ→シソンヌ・フェッテ→アッサンブレ・アン・ナヴァン→シソンヌ・フェッテ→アッサンブレ・アン・ナヴァン⇒…………
細かく説明すると、
右脚前5番クロワゼから跳び上がってアティチュード・デリエール・クロワゼに着地、アームスはクロワゼの高い3番
アティチュードの脚を下して左脚クロワゼ・ドゥヴァンのアッサンブレ・アン・ナヴァン、アームスはクロワゼの低い3番アロンジェ
まずは一緒にやってみようね

ん~、高い3番に引き上げるアームスの動きがちょっと遅れてるね。
それからさ、着地した瞬間に肘がウニっと曲がってるよ。
「あ゛…
高い3番のアームスは、少し後に引くくらいにコントロールしてごらんなさい。
はい、もう一度

う~ん、着地のときに肘が曲がっちゃうねぇ…。
そうだ、高い3番のアロンジェにしてごらん、それなら肘を曲げられないから。
それと、
アティチュード・デリエールで着地したときは、顔はエポールマンでアン・ファス
アッサンブレ・アン・ナヴァンのときはドゥ・ファス
それ、もう一度

「う~ん、もうちょっとこう、ポワン ポワン ポワン ポワン と弾み続けるように跳べるといいんだけどねぇ…
「ひきき…、ちょっとスタミナが…、もうちょっと体力つけないと…
うん、それも必要だね。
最後にいつものパ・ドゥ・パピヨンとピケ・アン・ドゥダーンのアンシェヌマンを練習。
あぁっ、ごめん、もう一つやりたいことがあったぁ
右脚前5番アン・ファス→右脚からパ・ドゥ・シャ→右にピケ・アン・ドゥダーン→左前5番→左にパ・ドゥ・シャ→左にピケ・アン・ドゥダーン⇒…………
アームスは
パ・ドゥ・シャはアン・オー
ピケ・アン・ドゥダーンは4番
4番のアームスは軸脚側をアン・オーにね。
ではどうぞ

ピケ・アン・ドゥダーンのあと、5番に下りたときに下を向かないこと。
でも全体に悪くないわよ
ここのところ練習しているパやアンシェヌマンを組みあわせると、作品になります
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

よく動きよく跳ぶ…♪

2019-04-06 09:46:38 | Weblog
バー・レッスンのグラン・プリエ。
後からアイさんを見ていると…。
お、おりょ…
「ねぇ、脚がちょっと細くなったね」
「えぇ…、そうですかぁ
うん、確かに細くなってる、ラインが変わってる。
「まぁ、毎週あれだけハードに脚使ってれば…
んふふ~、いいねぇ…
センター・レッスン
バットマン・タンジュを練習したらエシャッペのアンシェヌマン。
4番クロワゼ→2番アン・ファス→4番クロワゼ→2番アン・ファス→4番エファセ→2番アン・ファス→4番エファセ→2番アン・ファス⇒…………
アームスと顔の向きに気を付けてね。
とくに4番エファセのときは、4番アラベスクのトルソーとアームスですよ。
どうぞ

うん、歩幅も安定してきたね、いいですよ
では先週練習したグリッサードのアンシェヌマンを。
大丈夫ね
「ブログに動線の写真が載ってたから、あれが頭の中にあるから大丈夫です
よし、ではどうぞ

おぉ、いいねぇ、出来たねぇ
「こういうのはね、何度もやってるうちにパターン化して身体が動くようになるから大丈夫よ。あとはアームスに変化をつけたり、クロワゼやエファセに方向を変えたりするだけだから
「頭の中に鉤のイメージがあるから大丈夫です
うん、そうだね。
では簡単なアレグロを
右脚後5番→右にグリッサード→右ジュテ→右アッサンブレ・アン・ナヴァン→アントルシャ・カトル→左にグリッサード→左ジュテ→左アッサンブレ・アン・ナヴァン→アントルシャ・カトル⇒…………
アントルシャは、
足先でやってはいけません、腿をきちんと開いて→閉じて→開いて→閉じて
ですよ。
はい、どうぞ

あう~…、アントルシャは、こう、バチバチと脚が動くといいんだけどね…。
ズルン…じゃなくてさ。
「ジュテからアッサンブレ・アン・ナヴァンに切り替えるところは、リズムが良くなってるわよ
「… …」
はい、もう一度

そうね、それなら です。
さて、もっと跳びましょう
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

体験の方が二人…♪

2019-04-04 09:14:25 | Weblog
昨日、アンシャンテ原宿バレエ&ダンスのクラスに体験レッスンの方が2名来てくださいました
リリさんサトミさん
ふたりとも子供の頃にバレエを習っていた経験者さん。
15年くらいブランクがあるからドキドキぃ~…とか、大人になってからはたまぁ~にしかやってないからドキドキぃ~…とか。
大丈夫ですよ
バー・レッスンの間はそれぞれの立ち方やターン・アウトの仕方、プリエのときに力がかかる位置などを修正したりアドバイスしたり。
バー・レッスンの最後、グラン・バットマン。
「いいのよ、いいのよ、遠慮しないで好きなだけ上げてくださいね
「きゃはははは…
センター・レッスン。
まずはバットマン・タンジュのアンシェヌマン。
それからグリッサードのアンシェヌマン。
右後5番→右にグリッサード・ドゥシュ→左前5番→左脚からグリッサード・アン・ナヴァン→左前5番→左にグリッサード・ドゥシュ→右前5番→右脚からグリッサード・アン・ナヴァン⇒…………
グリッサードは
片方の脚からもう片方の脚にパッコン と飛び移る動きではありません
あとから引きつける方の脚が撥ね上がらないように気を付けましょう
空中で両脚を伸ばしきったところが見えるように気を付けましょう
ではどうぞ

あらあら、リリさん
そぉんなに長ぁ~い脚をもってるんだから移動の幅をもっと大きくしましょう。
サトミさん、グリッサード・アン・ナヴァン、先行する脚に跳び移ると、ジュテ・アン・ナヴァンになっちゃいますよ。
ふたりに注意しているあいだ、タカエさんは黙々とひとりで繰り返しおさらいをしていて…。
「タカエさん、いまのだよ、いまのドゥシュ、それでいいのよ
「なんとなく分かってきました
ふふん、いいねぇ…、2か月余り、しつこくしつこくやった甲斐があったねぇ…
それではアレグロを
右後5番→右にグリッサード→右アッサンブレ→右前5番→右アッサンブレ・アン・ナヴァン→右前5番タン・ルヴェ→左にグリッサード→左アッサンブレ→左前5番→左アッサンブレ・アン・ナヴァン→左前5番タン・ルヴェ⇒…………
「いいですか、みなさん。高く跳べとは言わない。伸ばしきった脚の爪先が床から1cm離れればそれでいい
「きゃはははは…
このくらいかな、とリリさんが動く。
そうです、それでよろしいのです
ではどうぞ

うん、やはりソコかぁ…。
3人とも、それぞれのパの後のプリエが浮いちゃってるよ。
プリエは次のパを跳ぶためのバネの役割だから、そのプリエが中途半端だとバネがなくなる。
そうするとぉ、ふくらはぎの力だけで跳ぶことになって、大変なことに…
「きゃぁぁぁぁ…
最後にパ・ドゥ・ブーレ→ピルエット・アン・ドゥオールの練習を。
ピルエットして大きい4番クロワゼに下りる。
そのときのアームスは…。
1回目はドゥミ・スゴンド、2回目はクロワゼの高い3番、3回目はエファセの高い3番、4回目はアン・オー
では、一人ずつ、どうぞ

おぉっとぉ…
3人とも、大きい4番に下りるときのアームスを速く。
きちんとポゼして、音を十分に使ってそのポゼを見せないと。
ちょん とポゼしてそそくさと次のパ・ドゥ・ブーレを始めちゃだめよ。
堂々と自分を見せないとね。
繰り返していくうちに、みんなのポゼが華やかになってきました
ポール・ドゥ・ブラをしてレッスン終了。
楽しいレッスンでした。
リリさんサトミさん、来てくださってありがとう
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

若い人向けだとは思うけど…♪

2019-04-02 09:39:35 | Weblog
新しい元号は『令和』に決まりましたね。
発表の瞬間をTVで見ていたのですが、ふわぁっと柔らかく気持ちの中に入ってきました
優しい華やぎを感じられて、佳い元号だなと思います。
お昼過ぎ、いつもの書店に行ったら、岩波文庫のコーナーで万葉集を手にしている男性や、専門書のコーナーの万葉集を手に取っている男性がいました。
ま、それはさておき…。
ちょっと楽しい文庫本を買いました。
ジャンルでいうとファンタジーに分類されますね。
本来若い人向けの作品なんでしょう。
『ハケン飯友 僕と猫のおうちごはん』 椹野道流箸 集英社オレンジ文庫
少女マンガのようなイラストのカバーです。
年明け早々に失職した主人公坂井寛生の前に人語を話す猫が現れ、彼の目の前で人に化ける。
その猫が言うには、寛生が神社で
「一緒に飯が食える気の置けない友達が欲しいです」
とお願いしたから、神様に遣わされたのだと…。
で、毎晩この猫が人に化けてご飯を食べにくる、ってお話なんだけど…。
この猫、寛生とご飯を食べたり飲んだりしながら、時に寛生を慰めたり、時に適切なアドヴァイスをしたり、時にはその背中を押したりと、なかなかの相棒ぶりを発揮する。
やがて、ある高齢の女性との出会いをきっかけにして、寛生は1歩前に進むことが出来る。
そして猫のことを初めて出来た親友なんじゃないかと思い始める、と…。
この猫が面白いのよね。
人に化けたときは二十歳くらいの若者の姿なんだけど、その話し方が…
自分のことは“俺っち”、寛生のことは“旦那”、神社の御祭神のことは“神さん”と呼ぶ。
「……でございますよねぇ」「…でごさいましょ?」
と妙な所で馬鹿丁寧な言い方をするし。
「まさかお前、昭和うまれの化け猫じゃないだろうな
と寛生が問えば、
「俺っちは平成生まれのナウな若人でございますよ」
と今となっては死語といってもいい言葉で返す。
化け猫だな…
ともあれさらりと読めるお話ですけど、心に刺さるような深いものを包み込んでいます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春物、完成…♪

2019-04-01 09:21:07 | Weblog
ダウンコートを仕舞うと、春物の衣類のことが気になる。
う~ん、あるようなないような…。
今年もひとつ編もうかな。

               

七分袖のシンプルなプルオーヴァー。
なんとなく黒は着たくないなと思って、チャコールグレーにしました。
糸もちょっと変わったリリヤーン糸です。
サラッとした着心地。
スカートにもデニムにも合う1枚かな
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする