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変化する親米・・・気付いたらご主人様が変わっていた?

2012-10-23 15:55:00 | 時事/金融危機
 

■ ロックフェラー王国の衰退 ■

最近、自民党や小沢一郎の記事を書いていて、
私自身混乱する事があります。

例えば、旧自民党の中にも「親米」と「親アジア」の勢力があり、
現在の民主党やそこから分かれた人達にも、「親米」と「新アジア」の勢力が居る。

この「親米」と「新アジア」を見誤ると、
今後の東アジア情勢を見誤る恐れがあります。

■ アジアの旧支配者のロスチャイルドと、新参者のロックフェラー ■

何でもかんでも「ロスチャイルド VS ロックフェラ」にするのは問題があります。

しかし、アジアに関してはロスチャイルドが開拓し、
第二次世界大戦以後、ロックフェラーがその支配権を奪ったと考えられます。

ですから「親米」が、ロックフェラー陣営とロスチャ陣営に分かれる様に、
「親アジア」も、両者の対立が存在していると考えられます。

■ ロスチャイルドの支配から共産主義国家へ ■

アメリカはのロックフェラー支配は第二次世界大戦後に顕著になります。
太平洋戦争は、アジアからロスチャルドを追い出す戦争だったとも言えます。

第二次世界大戦前、ロスチャイルドはソ連と中国を共産主義化し、
それを、アジア地域に広げていこうと試みます。

旧日本軍は、アジアで中ソと戦っていたというよりは、
共産主義の侵食と戦っていたと言う事が出来ます。

ところが、日露戦争までは日本はロシアの共産主義革命を支援しています。
それは、敵国ロシアの国内混乱を煽るという目的があったのですが、
日露戦争の戦費を支援しあのはアメリカのシフ商会(リーマンブラザーズ)です。
シフ商会とロスチャイルドの関係は深く、
ロスチャイルド勃興の地であるフランクフルでは同じ屋敷に住んでいた仲だと言われています。

ところが、満州建国以降は、満州を脅かしたのは、
ソ連の共産党勢力や、中国の共産主義者達です。

この点だけ見ると日本軍はアジアで共産主義と戦っている様に見えます。
しかし、歴史を結果から眺めると、
日本軍の侵攻は、アジアの旧支配権を崩壊させ、
その後に共産主義国家が建国される下地を作っています。

日本軍はアジア諸国をロスチャイルドの植民地支配から開放し、
さらには、中国では軍閥などの諸勢力を駆逐します。
そして、日本軍が敗退した後で、多くの国が社会主義国家を建国します。

教科書では、植民地支配からの開放と書かれている一連の変化は、
ロスチャイルドによる共産主知を利用した国家の改造と考える事も出来ます。

アメリカも太平洋戦争を通して、歴史的大役を担っていたのかも知れません。
当時のアメリカの政府や軍の中枢部に、
多くの共産種知者達が浸透していたと指摘されています。

日本の軍部にも共産党主義者は浸透しており、
彼らが筋書きを書いたのが、太平洋戦争だったのかも知れません。

第二次世界大戦後、アメリカ軍はマッカーサーに日本の統治を任せます。
しかし、マッカサーが日本で行った政策の多くは、
マイルドな社会主義的な改革でした。

■ アメリカ国内でロックフェラーが台頭 ■

この頃、米国内ではロックフェラーが台頭します。
国務省とCIAを支配したロックフェラーは、
アメリカ国内から共産主義者達を駆逐します。
いわゆる「赤狩り」と言われる運動です。

これと呼応するかの如く、マッカーサーが失脚し、
入れ替わりに国務省とCIAの人脈が、日本の統治を始めます。
この流れが、現在まで続いています。

■ 親米と親アジア ■

戦後自民党はアメリカを後ろ盾として安定政権を築きます。
自民党政権は「親米政権」であったと言えます。

この時代の「親米」=「親ロックフェラー」であったと言えます。

この構造が変化するのは、多分「小泉時代」からだと思います。

小泉純一郎はブッシュJrとマブダチだった事から
小泉純一郎はロックフェラー派だと思われています。

しかし、小泉純一郎の改革は、金融に関する事柄が多く、
これは、この時期アメリカで台頭していた「米金融屋=ロスチャ勢力」の要望を
小泉氏が実行して行ったに過ぎません。

ロックフェラーもこの時期、金融で大きな利益を出していましたから、
ロックフェラーとロスチャイルドが足並みを揃えていたとも言えます。

小泉氏は、若い頃から大蔵族の議員でした。
日本の金融を支配する大蔵省や日銀は、
伝統的にロスチャイルドの影響が大きいと思われます。

小泉改革とは、日本の利権の組み換えだったのかも知れません。
これは、アメリカ国内での勢力争いの変化に呼応したものだったと思われます。

■ 共産主義者や在日勢力を利用するロスチャイルド? ■

戦後、ロックフェラーの日本の利権を代表するのが自民党であたらば、
社会党や共産党は、ロスチャイルド勢力であったと見る事が出来ます。

これらの勢力は中国や北朝鮮、ソビエトとの関係を保ちながら、
日本とアジアのパイプを保つ役割を担っていたのでしょう。

朝日新聞はこちらの勢力です。

彼らは在日勢力とも関係が深い事から、
ロスチャイルドは、ロックフェラーの日本支配のカンター勢力として
在日韓国朝鮮人を利用したのでは無いかと私は考えています。

自民党の大物政治家達は、戦後日本の復興の為に、
ロックフェラーと手を結びます。
これを日本人の主流派とするならば、
これに対抗する勢力が国内に必要です。

共産主義者達は、「反帝国主義」というイデオロギーから、
日本人主流派に対立して行きます。
しかし、共産主義の衰退と共に、この勢力も国民の支持を失ってゆきます。

これに変わる勢力として、ロスチャイルドは在日の勢力を利用したのでは無いか?
日本人主流派に対抗する為に、在日というカウンター勢力を、
マスコミや、政治の中枢部に徐々に浸透させていったのでは無いか?

敵を監視するのには、敵対勢力を利用するのが一番です。

■ マスコミの韓流ブームは洗脳に近い ■

アメリカでは「赤狩り」の後、共産主義者達はマスコミ業界に身を潜めます。
あるいは、ハリウッドが彼らの受け皿となります。

同様に日本においては、最初にマスコミが共産主義の洗脳を行いました。
しかし、共産主義の衰退と共に、この役割は先細りになります。
日本は近年、右傾化したと言われますが、
世界的に見てマスコミが異常に左巻きだっただけの事で、
近年の右傾化は、国民世論の正常化と捉える事が可能です。

近年マスコミが国民に盛んにプロパガンダしたのは「韓国」です。
韓流ドラマやK-Popsスターらがブラウン管を独占します。

この洗脳効果は強烈で、先日も地元の知り合いの主婦の方2人と話したら、
竹島問題で日韓関係が険悪になっている状況でも、
熱く韓流スターと韓ドラマについて語られてしまいました。

昼間、家で韓流ドラマばかり見ていたら、
洗脳されない方が不思議なくらいです。

問題は、何故、マスコミはこんなにも「韓国押し」なのかです。
この明らかに異常な「韓流ブーム」の裏側には、絶対に大きな戦略が隠れています。

■ 共産主義活動から在日勢力が浸透したマスコミ ■

マスコミ業界は、在日の方が多くいらっしゃるというウワサです。
広告業界も似たようなウワサを耳にします。

では、何故、在日の人達がマスコミに多いのか?
これは私のあくまでも推測ですが、
在日の方達に、社会主義活動家の方達が多かったのでは無いかと推測されます。

社会の弱者であった在日に方達は、社会の弱者を救うという社会主義に共感したはずです。
当然、学生運動などを熱烈に支持する事になり、
卒業するに当り、マジメな企業から敬遠されます。

その頃、マスコミは現在の様な花形の企業では無く、
むしろヤクザな商売でした。
学生運動で社会主義革命を実現出来なかった多くの学生が、
マスコミを通して、日本人の目を開かせようとしたとしても不思議ではありません。

結果的にマスコミの中に、在日の勢力が出来上がり、
コネ採用によって、徐々に勢力を拡大していったのでは無いか?
特に、自出と目的を同じくしているだけに、結束が固く、
社内政治で脱落して行く日本人達を尻目に、
長い時間を掛けて、社内でも重要なポストを担う様になったのでは無いか?

これらの在日勢力は、長い時間を掛けて日本人を「韓流ブーム」を仕掛けたのでしょう。

これは、ロスチャイルドの反ロックフェラー戦略と合致したのでしょう。
結果的に、世論を操作して出来上がったのが、「民主党政権」でした。

■ 民主党政権における「親米」の変質 ■

民主党の菅内閣、野田内閣は、自民党以上の「親米政権」です。

しかし、自民党の「親米」と、民主党の「親米」は、
どうも仕える相手を異にしている様です。

現在、アメリカではロックフェラーが衰退し、
金融関係を中心にロスチャイルド勢力が国家の権力を握っていると考えられます。

民主党政権がこれ程までに「親米」的になったのは、
民主党という政党を作ったのが、ロスチャイルドだったからでは無いでしょうか?

■ ロスチャイルドが好きな冷戦構造 ■

イギリスの外交は基本的に地政学的対立を上手に使い、
冷戦構造を構築します。
これは、ロスチャイルドの世界戦略とも言えます。

最近の中東情勢や、東アジア情勢を見ていると、
グローバル化と逆行した動きが顕著です。

これはロックフェラーの覇権構造が崩れ、
ロスチャイルド好みの世界に、世界が作り変えられている現れでは無いでしょうか?

■ ジャパンハンドラー達は既に寝返った? ■

アメリカのジャパンハンドラーのアミテージやジョセフ・ナイが
日中韓を歴訪している様です。

これは、クリントン国務長官に認められた、準正式な訪問だそうです。

彼らは緊迫する東アジア情勢の調整役を買って出ていますが、
とりあえず、ヤクザが喧嘩の仲裁をする様なもので、
「オレのシマで何やってんだぁ!!」程度の挨拶でしょう。

ところで、今回の尖閣問題はロックフェラー系のシンクタンクでの
石原東京都知事の発言が発端です。
その後ろに、ロックフェラーの影がちらつきます。

ところが、野田首相が思いもよらぬ早業で尖閣を国有化して中国を挑発します。

この二つの動きは連動している様で、全く異なる思惑をはらんでいるのでは無いか?

石原都知事は、ロックフェラーの指示で軍事対立を作り、
日韓両国に武器を売り込み、さらには政治的支配力を回復する為の目的がありそうです。

ロックフェラーは中国の国際化を後押ししていましたが、
どうも、最近のアメリカは中国を封じ込めに掛かっています。

本来、ロックフェラーの走狗であったジャパンハンドラー達が、
今回の尖閣や竹島問題の仕掛け人であるならば、
彼らは、既にロスチャイルドの軍門に下っているのかも知れません。

アミテージは安倍自民党総裁とも会談した様ですが、
安倍氏は、日中韓の緊張を高める発言しかしていません。
これが、安倍氏に振られた役割なのかも知れません。

■ ロックフェラーのアメリカから、ロスチャイルドのアメリカへ ■

私達は従来のロックフェラーのアメリカの姿を想像していると
世界の未来を見誤る可能性があります。

知らず知らずの内に、ご主人様が変わっていた・・・・。

もしかすると、私達はこんな重大な事に気付いていなかったのかも知れません。



そもそも、「ロックフェラー VS ロスチャイルド」という構造自体が、
世界を欺く目的に様にも思えます。
世界の経営者達はシタタカです。
見せ掛けの対立構造を気を取られていたら、
実は両者が結託していた・・・・こういう構造は一番始末に負えません。