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経済の最新情勢から、世界の裏側、そして大人の為のアニメ紹介まで、体当たりで挑むエンタテーメント・ブログ。

「飯テロ」第二弾・・・ぶっかけ海苔パスタ

2016-09-23 04:54:00 | グルメ・クッキング
 



先日のグルメ記事に「飯テロだぁーーー」との苦情?!を頂きましたので、気をよくして第二弾。

「ぶっかけ海苔パスタ」

1) 1.4mmのパスタをアルデンテで茹でる。
2) 茹であがたらオリーブオイルに絡める
3) フライドガーリックを少々散らす
4) 「守屋」の「ぶっかけ海苔めし」をグゥワァっと掴み、ブゥワァーっとぶっ掛ける
5) 適量の醤油をかける
6) ガシガシ混ぜて食べる


これ、ご飯以上に美味しい!!!

シアン化合物の「不検出」は0.1mg/L以下を指す

2016-09-22 12:12:00 | 時事/金融危機
 

■ 何故、公明党が採取した水からのみシアン化合物が「検出」されたのか? ■

公明党が採取した豊洲の溜まり水から、シアン化合物が0.1mg/L検出されたと又もや大騒ぎになっています。

ところが、シアン化合物は東京都と共産党の分析では「不検出」となっています。同じ水を分析してどうして違いが出たのか。

その原因は多分、「不検出」の閾値の問題かと思われます。

水質汚濁防止法の求める「不検出」とは「定量限界」を指しており、シアン化合物については0.1mg/Lが従来の検査技術上の定量限界とされています。

様は、従来の検査技術を用いた場合、0.1mg/Lという数値は定量測定の限界値なので誤差を大きく含む可能性が在ると思われます。(定量測定を実際にやった事の在る人以外は理解が難しいかもしれませんが・・・)

現在ではシアン化化合物のもっと精度の高い測定法も確立している様で、前処理と流れ分析法を合わせた定量下限値は0.02mg/Lまで検出可能となる様です。これには、残留塩素などの酸化物や硫化物などの還元物を除去する事も精度を上げるためには重要になります。

公明党の検査結果が水質汚濁防止法で基準となる0.1mg/Lとなっているのは、多分、精度の低い検査方法を用いがのでは無いかと思われます。

公明党も検査機関からその点は指摘されていると思われ、「あくまで参考の値で、極端に高いとは言えないが、都にはもう一度調べてほしい」と発言しています。

まあ、公明党が0.055mg/Lなんて四捨五入すれば0.1mg/Lじゃないかと、「おおらか」な発表をした可能性は無いとは思いますが、何回か測定して、最大値を公表したなんて可能性も無きしも在らずで・・・(メーカーは得意ですよね)


いずれにしても、都は採取した水をシアン化合物の精密測定の出来る複数の検査機関に持ち込み、シアン化合物の正確な量を公開する以外、都民や国民の疑惑を晴らす事は難しいかと思われます。


■ 盛土を信用していなかった?都の技術者 ■

ところで豊洲の地下空間。都の技官達は計画中からこの空間を「モニタリング空間」と呼んでいた事も明らかになっています。

実は「専門会議」が提言して始められた盛土工事以前、東京ガスと東京都は盛土による汚染対策を実施していました。ところが、この盛土か汚染物質が見つかっており、都の技術職員は盛土の効果を疑問視していた可能性が大きい。

現実に建物地下の溜まり水は砕石層を超えた地下水の可能性が高く、地下水揚水システムが稼働する前に地下水が砕石層を超える事は、建築関係の技術者はある程度予想していたと思われます。だから、食品を扱う建物の地下はあえて盛土を廃し、汚染をモニターできる空間とし、さらには将来的に万が一汚染対策が必要となった場合に対策を打ち易い様に、地下空間に重機が入れる高さを確保した。

これが今回の騒動の真相では無いかと妄想していますが、帯水層の除染も、盛土の除染も徹底的に行った為、砕石層を超えた地下水の汚染は水質汚濁防止法の基準値内にほぼ収まっていた。

これ、「都の職員と、日建とゼネコンはスゲーーー!!」と拍手喝さいすべき所を、何故か彼らは袋叩きに合っている。

本当の問題は、過剰な安全対策によってゼネコンと土建屋さんが儲かり、都税が無駄に消費された事ですが、安全の為の過剰コストには国民も都民も甘い。


てな訳で、「豊洲の盛土問題」は,

専門家会議は「土を盛り過ぎ」、
ゼネコンは「工事費を盛り過ぎ」、
公明党は「測定値盛り過ぎ」、
マスコミは「話を盛り過ぎ」、

という事で・・・実は「豊洲の”盛り度”問題」だったという事で
お後がよろしいようで・・・。



道の駅「保田小学校」で見つけた絶品・・・「ぶっかけ海苔めし」

2016-09-20 09:44:00 | グルメ・クッキング
 

■ 「ぶっかけ海苔めし」ってぶっきら棒な商品名に惹かれた ■

このブログには幾つかのカテゴリーを設定していますが、ついぞ使った事の無い「グルメ」。

私自身はかなりの料理好きで、当然の事ながら食意地も張っています。小学生の頃から自分で小豆を煮てお汁粉を作る位の食いしん坊。

そんな私が道の駅に行くと、色々と「買いたい衝動」を抑えるのに必死なのですが、いつもは自転車なのでグッと我慢。しかし、本日は浜金谷から輪行の予定なので、「道の駅・保田小学校」でちょっと散財します。

先ず目に留まったのはこちら・・



千葉県市原市に在る「守屋」と言う海苔屋さんの「ぶっかけ海苔めし」

どうです、このストレートなネーミング。他にも「漁師ふりかけ」みたいな類似品が在りましたが、そちらは「保田小学校」のシール、それに対してこちらは「謹製」のシール。
決定打は商業主値に屈しない、自信溢れる「謹製」のシールに惹かれました。

原材料は、乾のり(国産)、かつおぶし(国産)、青のり(国産)・・・以上!!

実にシンプルです。調味料とかアミノ酸とか書いていないので、味は付いていない。この割り切り、さすが漁師飯!!

それでは、暖ったかご飯に掛けて、醤油を垂らして・・・「いっただきまーす!!」




「うん!!、海苔とオカカと青海苔だ!!」以上。

あれれ、グルメレポーター失格ですね。とにかく普通に「海苔とオカカと青海苔」なんです。余分な味は一切しません。

ただ、そのブレンド具合が絶妙。基本は海苔ベースですが、オカカの風味が鼻をクスグリます。そして、ときどき、潮風の様に青海苔の磯の香が、モフモフ感を伴って口の中に広がります。

思わず、「ご飯おかわり!!」となってしまう一品です。これはリピート決定です!!
お値段は30gで648円でした。


■ 道の駅の自家製梅干しは安くて美味しい ■

お次はこちら・・・



既に5個程食べてしまいましたが、「自家製梅干し」です。肉厚の新物で、なんとお値段は200円。これは安い。

実は私ハスーパーで売っている梅干しが嫌いです。何故って添加物の塊の様な味がするから。市販の梅干のほとんどが、一度、塩で漬けてから水でさらし、塩分とミネラルを抜いた「カス」に調味液で味付けした物です。ほとんど添加物の塊。

激しい運動で体のミネラル、特にカリウムが失われがちな私は、梅干しでミネラルを補いたいのですが、市販の梅干しでは効果は少ない。蜂蜜なんて入れなくていいから、ガッツリと塩の効いた梅干しが食べたい。確かに無調整の梅干しも売っていますが、1パック500円近くします。

以前は、清澄山の裏、四方木の峠の上で老夫婦がやっている即売所の梅干しを買っていましたが、今は店は閉じたまま・・・御爺ちゃん、元気にしてるかな・・・。

それ以降は道の駅で自家製梅干しを物色していますが、なかなかコレ!!と言う梅干しには巡り合えない。

今回は「保田小学校」で「石井恒三」さんの漬けた梅干しを買ってみましたが、これ「大当たり」です。ふっくらとして、味は最初はまろやかですが、徐々に上品な酸味が口に広がります。「石井恒三」さん、ナイスです!!





こちらも、思わず「ご飯、おかわり!!」の一品でした。


本日は慣れないグルメレポートなどを書いてみました。

あったかいご飯を食べたくなりましたか?

固定ギアで南房総を行く・・・収穫の秋

2016-09-20 02:11:00 | 自転車/マラソン
 

■ 固定ギアで行こう!! ■



秋の3連休ですが、天気が良いのは初日の土曜だけになりそう。そこで、最近ハマっている固定ギアで出かける事に。ギアー比は下り優先の3.0。

いつもは上総牛久で養老清澄ラインに入りますが、本日は気の向くままに集落の中の道を走ります。途中、行き止まりになったり、はたまた未舗装の田圃のあぜ道を走ったりしましたが、秋の刈り入れ時の里山の風景を満喫しました。

読売カントリーの坂から養老清澄ラインに復帰して、一路養老渓谷へ。本日は長狭街道を保田まで走る予定なので、足を温存しようかと思いましたが・・・やはりガッツリと老川十字路から麻綿原に登る事に。先週のリベンジです。

しかし、先週よりも多少マシなものの、最初の劇坂が終る手前で心臓が限界に達して足付き。その後の2か所の長めの急斜面で腿の前側の筋肉が攣って「押し」が入ります。そお後は、足が攣らない様にダマシダマシですが、足付無しで麻綿原の到着。後半は先週よりマシな走りだったかな。まあ、気温と湿度が高いので、どうしても痙攣が出やすい。

頂上の天拝園では彼岸花が見頃。ジャコウアゲハが蜜を吸いに来ていましたが、オスの求愛にも関わらずメスは蜜に夢中。虫も人も、行動パターンは一緒。



下りは、林道天津線で安房天津に一気に下ります・・・って、固定だから時速30km/hを超えない様に慎重に下ります。それでもペダルは強制的に高速回転を続けるので、足と頭がもうヘトヘト。下りが一番疲れるって・・・固定ギアって何と不合理な乗り物なのでしょう。天津まで下り切った所で、自転車から降りて路肩にヘタリ込みました・・・。

■ 道の駅「保田小学校」は素晴らしいアイデアがイッパイ ■

鴨川でコンビニ昼休憩。600kmブルベの人達と一緒になりました。600kmを仮眠だけで走り通すって、私には無理!!

さて、ここからは内房の保田に向けて長狭街道で房総半島を横断します。鴨川からゆるやかに登りが始まり、標高150m程の横根峠を超えます。標高は大した事ない峠ですが、長い緩やかな登りで脚を使った後に斜度が増すので、結構キツく感じ峠です。

まあ、固定ギアなので結構良いペースで登れるのですが、問題は下り。本来はペダルを止めて楽して降りれる下り坂が、強制高速ペダリングの地獄と化します。あっと言う間にふくらはぎが攣って路肩に停車する事、数度・・・・。不合理だ・・・・。

長狭街道も終わりに近い保田の町中で「道の駅・保田小学校」なる看板を発見。「こんな所に道の駅ってあったっけ???」と思いながらもトイレ休憩に寄ります。

なんと、昨年12月にオープンしたばかりの「保田小学校」、廃坑になった小学校を改築して道の駅として利用しています。鉄筋コンクリートの校舎の外側を鉄骨の外装で覆ったもので、なかなかオシャレ。二宮金次郎も健在。ハチマキを巻いてやる気アピール充分。



鉄筋コンクリートの校舎はそのまま使い、その外側に鉄骨の雨よけを付けた様な構造ですが、低予算でなかなかの見栄え。



やはり「学校の校舎」は郷愁を誘います。訪れた人達、特に若い方達が喜んでいます。さらには、地元でこの学校に通った方々も、廃校になっても思い出の校舎が残っているので保存建築の一つの在り方として大変興味深い。

後者の2Fの外側には、多目的スペースが新設されており、地域の交流スペースとなっています。



体育館を利用した即売所は解放感があって、他の道の駅とは一線を画します。



さらには、ノスタルジーを刺激する保田小学校オリジナルブランドの数々。



何と、お風呂と宿泊施設も備えています。お風呂は一般500円ですが、地元の人は安く入いる事が出来ます。これも地域交流が目的でしょう。

宿泊は大人素泊まりが4000円。教室の中に畳ベットが設置されたシンプルな造りだそうです。なんだか、学校で合宿しているみたいで大勢で泊まったら楽しそう。



校門も保存してあります。校庭は駐車スペースと庭園として利用されていました。「保田小学校」、☆☆☆☆デス!!



■ 保田の町は秋祭りの真っ最中 ■

保田の町中は、各神社に大幟が立てられ秋祭の真っ最中。



国道脇でこんな屋台を発見。何と、担ぎ屋台。道の狭い房総地域では屋台を担ぐ風習が残っていますが、鴨川の八雲神社の担ぎ屋台が有名。ここ、保田にも担ぎ屋台が在る様ですが・・・


実はこの屋台の最大の特徴は杉の木を載せている事。「大杉様屋台」と呼ばれる様ですが、私にはどうしてもクリスマスツリーに見えてしまう・・。



この大杉様屋台、実は台車も付いていて、街中は綱で引いて練り歩きます。しかし、保田神社の境内では、杉を載せたまま大勢で担ぐ様で、その映像がYoutubeに在りました。



・・・ちょっとシュールです。

本当は祭り見物をしていきたかったのですが、本日のメインディッシュはこの後直ぐ・・・。


(続く)






頭がイイ橋本元大阪市長と高橋洋一氏・・・きちんと資料を読める人

2016-09-20 01:09:00 | 時事/金融危機
 

■ 豊洲問題に関する発信は「バカのリトマス試験紙」 ■

今回の豊洲問題は「バカのリトマス試験紙」みたいな事件です。

この問題に関しては、様々な著名人が色々な発信をしていますが、その人が「バカ」か「利口」かが一発で分かります。


まともなのは、橋本元大阪市長と、高橋洋一氏。


とにかく、彼らは都が公表している「専門家会議」と「技術会議」の資料がきちんと読めています。橋本氏はお飾りの市長では無かったので、大阪市の過去の資料に目を通すなど、行政資料を読み解く習慣と技術が身についているのでしょう。

同様に高橋洋一氏も元官僚だけに、官僚の思考パターンや有識者会議の使い方に精通しており、当然、公開されている資料にも、しっかりと目を通しています。

さらに、このお二人、流石に弁護士と官僚だけあって、ご自分の専門以外の知識も豊富で、建築や化学の一般的な知識もお持ちの様です。

反対に「地下の溜り水が強アルカリ性だった」と本当にリトマス試験紙を水に浸して、色が変わったと大喜びしていた共産党の方達は、公共の放送で自分達の無知を公開した様なもので、多分「黒歴史」として残るでしょう。

■ 規制緩和と合理主義 ■

面白い事に、お橋本氏も高橋氏も規制改革の推進派。当然、小池知事が東京都の規制改革を推進する事を望んでおられます。


実は規制改革や鉄板規制撤廃を要求している方達は「合理主義者」が多い様です。逆に、規制緩和反対や反原発などを支持する方達は「非合理主義者」或いは「情緒主義者」が多い様に感じています。

これ「理系」と「文系」と大別しても構わないのかも知れませんが、マスコミの記者も「文系」が多い。

今回の東京都を巡る報道も、記者やデスクが「理系」であれば、問題の本質からそれ程脱線しなかったと思いますが、「文系」では「資料に当り、それを読み解く」という基本的な調査能力に問題が在る様です。(まあ、知ってて「煽っている」だけかも知れませんが。)


■ 理系教育の重要性 ■

ゆとり世代以降、日本は「科学教育」「理系教育」を蔑ろにし過ぎた感が在ります。

現在の金融を支配しているのも「高等数学」と「コンピューターのアルゴリズム」ですし、世界の政治も裏ではかなりロジカルにコントロールされています。

今後、AIなどが新たな国家の競争力として注目されますが、優れた技術者をどれだけ有するかが国家の成長のカギになると思われます。


日本の政治家は「空気を読む事に長けた人」が「優れた政治家」と評されますが、そろそろロジックで決断する政治に変えて行かないと、日本の衰退に歯止めが掛らなくなりそうです。

それには、先ず有権者が「報道に惑わされずに、それぞれのロジック」を確立する事が大切です。

尤も、陰謀論のロジックは・・・「勘に任せる」・・・なのですが・・・。