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ボディガード守るべきもの Bodyguard

2020-10-15 | 映画/ドラマ

最近堪能したドラマ。
スーパードラマで放送された「ボディガード 守るべきもの」は面白かった。
(日本語タイトルの「守るべきもの」って要らないんじゃない?)

ゲームオブスローンのロブ・スターク(大好きだったぁ!)を演じていたRichard Maddenと、Ashes to Ashes や Line of Duty の Keeley Hawes (好きな女優さん♪)主演のポリティカルサスペンスドラマ。 
 
 
 

あらすじは(Wikipedia)
別居中の妻子との関係とPTSDに悩む警察官のバッドは偶然乗り合わせた列車でイスラム教徒による自爆テロを防ぐ。この功績でバッドは、野心的な女性内務大臣モンタギューの警護に就く。モンタギューはテロ対策のために国民のプライバシーを一部侵害する法案を推進し、暗殺の危機に遭遇する。バッドはモンタギューの政治姿勢に反発しながらも彼女を守り、やがて男女の関係となる。モンタギューは首相のスキャンダルを握って脅し、後釜を狙うが爆弾で暗殺される。MI5は首相のスキャンダル情報を取り戻そうとし、警察内の対テロ組織は暗殺事件を捜査し、バッドはモンタギューがMI5により暗殺されたことを疑う。やがてバッドは犯人に仕立て上げられて命の危険にさらされる

第一話の冒頭からRichard Madden の演技に引き込まれ、最終回までずっと惹きつけられっぱなし。

最初のエピソードの冒頭、自爆テロを思い止まらせようと、全身全霊でテロリストに語りかけ説得する姿を見て大ファンになってしまいました。
元兵士の彼が戦場で何を見、どんなに辛かったかを想像させる演技でした。
彼の目が語ってました。 まだ印象に残っています。
スコティッシュアクセントも、一途で朴訥な雰囲気を出していて良かったです。

PTSDに悩むアフガニスタン帰還兵バッドは、周りには弱みを見せず「自分は大丈夫だ」の一点張りで、仕事に専念する、というか、仕事に逃避?
その一途さと脆さ、危うさに時々胸が締め付けられるようでしたわ。
最終回は圧巻でした。
ラストエピソードの絶体絶命のシーンでは、一緒に泣いちまいました。

6週間に渡って(全6回なので)バッドに寄り添ったワタクシは、事件が解決してついにカウンセラーに相談に行くラストシーンの「My name is David.  I need some help.」のセリフにはまたまた涙目になってしまいました。
「助けを求める」ことは弱虫の印じゃない! 
自分に正直になるって、一番勇敢なことかもしれない。

ずっと強がって心に鎧を付けてきたバッドがやっと甲冑を脱いで本来の自分に戻る第一歩を踏み出したかと思うと、ね。


TVで観たい番組がない中、貴重なシリーズでした。
終わっちゃったわ・・・脱力。。。
気に入っていた「Happy Valley」の再放送も終わっちゃったし、何を楽しみにすれば良いのよーーー?


Richard Madden は次期007ボンド役候補に上がっているという噂です。
そうなったら映画館に行く❣️