ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

夏を奏でる日本酒

2010年07月04日 | お酒の話

Photo 三重・鈴鹿で伝統の酒造りを踏まえながらも新たな酒造りに挑む造り手がいる。
その作品、喜代娘・大吟醸“奏”ビンテージ2010がクアトロに入荷。
少量仕込みにこだわり、品評会出品レベルの40%精米した大吟醸を原酒で出荷したものだ。
その味わいはとてもフルーティーで、吟醸香に優れ、ボディーのある日本酒である。
原酒なのでアルコール度数は17度ある。
夏にはロックにしていただくと、ほどよいアルコール度数になり、香りが引き締まってすっきり辛口でいただける。
夏の青魚に合わせれば、暑さも忘れるというものだ。

カランと氷の音、
グラスをかたむけるとフルーティーな香り、
冷えてキリッと引き締まった酸味、
アルコールのトロッとした甘み、
味わうほどに複雑な旨味、
後から鼻に抜けていく余韻、
そして、トビウオの刺身に箸を伸ばす。
夏はこうでなくてはいけないと頷いてみる。

変わったイタリアン・クアトロからの提案である。

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