ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

由佳さんのGYOTAKU到着

2010年07月25日 | ワインの話

Photo_2 フランス・アルザスから“キュヴェ・ギョタク”という白ワインがクアトロに入荷。
ラベルにはたしかに魚拓が印刷されている。
このワインは特にお鮨に合わせてみたい白ワインということだ。
造り手のミットナット・フレールの奥さん・由佳さんは、長年赤坂のフレンチでシェフを務めていたという。
アルザスのワイナリーに嫁ぎ、繊細なお鮨という料理に合わせるワインにご主人とチャレンジしたのがこのワインである。
リンゴ酸系のおだやかな酸味、ほんのり果実味由来の甘み、香りは控えめである。
これは確かに鮨に合いそうだ。

回転しないカウンターに座る。
頑固そうな鮨職人ににぎりを注文する。
ネタはおまかせだ。
信頼できる鮨屋なら、旬の美味しい魚を選んでくれる。
食べる順番というものもあるのだから、おまかせしておく方がいい。
へいお待ちと、鮨が二貫づつ出される。
そのにぎりに手を伸ばす。
しょう油はつけすぎないように細心の注意をはらいにぎりを口に運ぶ。
すると魚の旨味とすし酢の軽い酸味とすし米の甘みが口の中で渾然一体となる。
ため息とともに香りが鼻からぬける。
そして、この“キュヴェ・ギョタク”を飲む。
このワインの酸味・甘み・香りが鮨に対応する。

空想の世界に入り込んだクアトロの父だ。
やっと現実の世界に戻ったクアトロの父だが、クアトロの料理にもこのワインは合いそうだとまた空想の世界へ入り込む。

クアトロのカウンターで、ウニの冷製パスタを注文する。
若いのに頑固そうなシェフが・・・
長くなりそうなので、今日はここまで。

コメント
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