柏の農産物直売所「かしわで」は、このところテレビなどメディアで取り上げられることが多い。すっかり柏市民の人気スポットである。「かしわで」は柏で採れた農産物を柏で消費してもらうための施設だ。地産地消をスローガンとしている。近在の畑から直接運ばれた旬の野菜などを直売している。生産者の顔の見える施設である。クアトロのママも毎日のようにクアトロで使う野菜を仕入れに出かける。
その「かしわで」の収穫祭が今日明日行われる。生産者たちによる様々なイベントが企画されている。今朝も大変な賑わいであったようだ。
さて、イタリアに目を向けると、アルプスの南の麓に南チロルと呼ばれる風光明媚な地域がある。その南向きの斜面に植えられたブドウからは素晴らしいワインが出来る。アルプスから吹き下ろす風が素晴らしいブドウを実らすのだ。そのブドウの生産者たちは組合を作り自分達の作った自慢のブドウをワインに仕上げる。
「かしわで」に集められた野菜がクアトロ自慢の「季節野菜のスパゲッティ」になるようなものである。(ちょっと言い過ぎました)
イタリア人が組合方式でワインを作るのは珍しいのですが、この地域では素晴らしい結果を出している。出来上がったワインの評価はすこぶる高い。
昨日も「ボンジュール」と気取っていたヨーロッパ・イチョウガニを食したが、その旨さは予想以上であった。そのカニの旨みを相手に、この南チロルの白ワインは素晴らしいマリアージュを見せていました。
アルプスで育つチーズとの相性も良さそうです。
クアトロ収穫祭の案内役はこの「ソーヴィニヨン・モック」がお勧めです。
※本日のお魚料理
銚子産サンマ、銚子産メダイ、鹿児島産天然カンパチ、鹿児島産アイナメ、長崎産イサキ、岩手産殻カキ、インドマグロ、大西洋産イチョウガニなど。