ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

クアトロ収穫祭

2008年11月15日 | ワインの話

Img_2309_3柏の農産物直売所「かしわで」は、このところテレビなどメディアで取り上げられることが多い。すっかり柏市民の人気スポットである。「かしわで」は柏で採れた農産物を柏で消費してもらうための施設だ。地産地消をスローガンとしている。近在の畑から直接運ばれた旬の野菜などを直売している。生産者の顔の見える施設である。クアトロのママも毎日のようにクアトロで使う野菜を仕入れに出かける。
その「かしわで」の収穫祭が今日明日行われる。生産者たちによる様々なイベントが企画されている。今朝も大変な賑わいであったようだ。
さて、イタリアに目を向けると、アルプスの南の麓に南チロルと呼ばれる風光明媚な地域がある。その南向きの斜面に植えられたブドウからは素晴らしいワインが出来る。アルプスから吹き下ろす風が素晴らしいブドウを実らすのだ。そのブドウの生産者たちは組合を作り自分達の作った自慢のブドウをワインに仕上げる。
「かしわで」に集められた野菜がクアトロ自慢の「季節野菜のスパゲッティ」になるようなものである。(ちょっと言い過ぎました)
イタリア人が組合方式でワインを作るのは珍しいのですが、この地域では素晴らしい結果を出している。出来上がったワインの評価はすこぶる高い。
昨日も「ボンジュール」と気取っていたヨーロッパ・イチョウガニを食したが、その旨さは予想以上であった。そのカニの旨みを相手に、この南チロルの白ワインは素晴らしいマリアージュを見せていました。
アルプスで育つチーズとの相性も良さそうです。
クアトロ収穫祭の案内役はこの「ソーヴィニヨン・モック」がお勧めです。

※本日のお魚料理
銚子産サンマ、銚子産メダイ、鹿児島産天然カンパチ、鹿児島産アイナメ、長崎産イサキ、岩手産殻カキ、インドマグロ、大西洋産イチョウガニなど。

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蟹欧州

2008年11月14日 | 魚の話

S クアトロの連休も終った。
休み明けの朝は仕込みに追われる。シェフも魚市場から仕入れをして戻ってきた。
今朝のシェフはどうとかこうとかと口数が多い。こういう時は変わった物を仕入れて来た時である。
「ボンジュール」と云ったかどうかは定かではないが、“Tourteau”と云う大西洋産の活カニの登場だ。和名は“ヨーロッパイチョウガニ”と云う。このカニを食べると胃腸が丈夫になるらしい。なにせ殻が固そうだ。
いや、間違いました。東京都のマークのようにイチョウの葉のような形のカニである。フランスなどでは、高級なカニと云えばこのカニのことを云う。日本のタラバやズワイよりもカニ肉の味は淡泊だがカニ味噌の味わいはとても濃厚だという。
新しい魚介を見ると、仕入れたがるクアトロのシェフである。
大西洋産イチョウガニ、一杯4800円での発売だ。尚、ベレー帽は付いてこない。

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地底人発掘

2008年11月13日 | 個人的な話

S (注)今日のブログにも食の話は出てきません。
危機一髪パラゴンの襲撃から逃れたクアトロの父は、クアトロの休日二日目に、リベンジを計って怪獣公園の砂場へやって来た。昨日と変わって今日は良い天気である。ウルトラマン・クアトロも太陽光線を浴びて今日はやる気である。
三つの地底怪獣とは何を意味するのだろうか。地底怪獣は太陽の光が届かないところにいるのだから今日のような晴天の昼間は無力であろう。そう考えたクアトロの父は太陽を背にウルトラマン・クアトロとともに砂場を発掘してみた。すると地底人が現れたではないか。三つの地底怪獣に守られていたのは地底人であった。昼の太陽光にさらされた地底人は寝起きのクアトロのシェフのようだ。
地底人の出入りの場所がこの流山の怪獣公園なのだ。これは流山の新しい観光名所になることだろう。近藤勇以来のヒットである。この公園を訪れるには、海外からだと成田空港から成田線で我孫子に出て常磐線に乗り換え柏駅でさらに東武野田線に乗り換え豊四季駅で下車し、豊四季駅南口から徒歩5分ほどである。地底人に会えても会えなくとも近くのクアトロ・スタジオーネで食事をすると有意義である。地底人もクアトロのカルボナーラがお気に入りである。
地底人饅頭は近日発売されることだろう。
尚、地底人について流山観光課に問い合わせても相手にされないであろう。

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地底怪獣パラゴン

2008年11月12日 | 個人的な話

S (注)今日のブログには食の話は出てきません。
今日はクアトロの休日である。クアトロの父は、お客様にいただいた「広報ながれやま」を検証してみることにした。1973年7月15日発行の広報ながれやまを読んでみる。表紙には、「市の人口、7万人を突破」とある。中面には、くみとり予定表が多くの誌面を割いている。くみとり予定表の隣に問題の怪獣公園オープンの記事がある。なんと工費一千二百万円をかけたとある。7万人の流山市民の一大事業のようだ。
(記事の一部を書き出す)
“公園には、ティラノサウルス、プロントサウルスなど恐りゅう(龍)五頭のほか、砂場のなかに三つの地底怪獣がうめてあります”
三つの地底怪獣とは何のことなのだろうか。現在も埋められているのだろうか。その地底怪獣が蘇ることはないのだろうか。この疑問にかられたクアトロの父は、用心をしながら怪獣公園の砂場へと向かった。
夕闇がせまる時刻であった。子供たちも公園から去り、人気の無くなった怪獣公園。そこに現れたのは、地底怪獣パラゴンであった。パラゴンは1965年に何とフランケンシュタインと戦っていた。そのパラゴンがこの砂場に眠っていたのだ。用心棒ウルトラマン・クアトロも腰が引けているようだ。危うし、クアトロの父。

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ウルトラマン・クアトロ

2008年11月11日 | 個人的な話

Photo クアトロの近くに怪獣公園と呼ばれる児童公園がある。この公園の怪獣は夜になると動き出すことがある。その現象に気づいたある少年は、大人に報告するのだが、大人は取りあってくれない。この恐竜が悪いことをしなければよいのだが、少年は不安である。
ある晩、少年の不安が的中してしまった。この怪獣の夜中の散歩に遭遇した大人が大騒ぎをしてしまった。この怪獣は悪いことをするつもりではなかったのに、駆けつけた科学捜査隊と戦うことになる。少年は、怪獣に早く公園に戻るように説得するのだが、科学捜査隊は少年が危険だと判断してしまう。そしてウルトラマン・クアトロの登場だ。
ウルトラマン・クアトロはこの怪獣と戦っているうちに、この怪獣は悪くないことが解った。ウルトラマン・クアトロは優しく怪獣を諭し公園へと帰すのだった。少年も怪獣が無事に公園に帰ってきて喜ぶのだった。
以後、この怪獣は公園からの散歩は控えるのだった。あの少年も立派な大人になったが、今でもあの怪獣が危ない散歩をしないか心配でならない。
あのときの少年は思う。公園の怪獣は昼間子供たちにいじめられ、夜ぐらいは自由に散歩したかったのだろう。今の子供たちは、あの怪獣に優しくしてくれているだろうか。そうあって欲しいと願うのだった。

クアトロのお客様が、この怪獣公園がオープンしたときの「広報ながれやま」を届けてくれた。1973年7月1日にオーブンとなっている。広報に詳しくこの公園の恐竜について説明がある。とても興味深い資料をいただいて喜ぶクアトロの父である。ウルトラQは1966年の放送であり、ウルトラマンは翌年である。どうやらウルトラQかウルトラマンにこの怪獣が登場した可能性は無いようだ。それではウルトラセブンだろうか、夢を捨てきれないクアトロの父だ。

※クアトロ・スタジオーネは12日(水)13日(木)連休させていただきます。

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