ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

オリーブのある風景

2008年11月01日 | 食材の話

Photo 地中海沿岸特有の樹木がオリーブの樹である。温暖で乾燥した気候がオリーブに向いている。10月からオリーブは実を付ける。食用のオリーブは実がほどよく熟した時を見定めて短期間で収穫する。全て手作業である。ある者は、木に登りゆっさゆっさと枝を揺する。樹の下では布を広げて落ちてくる実を集める。家族親戚総出の作業である。収穫されたオリーブは塩漬けにし、ヒマワリ油で風味をつける。作業が一段落すれば、庭で地元のワインを傾けての宴会である。
この風景は、あくまでのクアトロの父の想像なのだが、あまりはずれてはいないと思う。そんな光景を思い浮かべながら、クアトロに届いた南フランスからの贈り物を味わってはいかがだろう。只今発売中である。年に一度、深まる秋のこの数週間だけのお楽しみだ。クアトロでは毎年ボージョレ・ヌーヴォーよりもこのオリーブの到着を楽しみにしている。
※本日の魚
香川産朝〆カンパチ、三重産朝〆真鯛、北海道産松皮カレイ、青森産ホウボウ、北海道産空輸生タコなどなど。
※リクエストに応えて
宮城産ムラサキウニのムース

コメント
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