ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

イル・コロンバイオのワイン

2011年06月25日 | ワインの話

Photo_2 「うちのかみさんがね、やっぱりワインはボルドーって云うんでね」
かみさんに云われたからかどうかは不明だが、キャンティワインの中心地でイル・コロンバイオはボルドー・スタイルのワインを造る。
イル・コロンバイオが目指すのは、世界でも指折りのワインになることだという。
未来という名前の“イル・フトゥーロ”は大成功を収める。
素晴らしいキャンティ・ワインを生むこの地のテロワールは、カベルネやメルローなどの国際品種にも適していた。
そして、イル・コロンバイオのデイリー・ワイン“モンティチェッロ”がクアトロに入荷。
果実味が豊かで、酸もしっかりとしていて、深みもある。
香りも良くて飲みやすい。
これなら、うちのかみさんにもお勧めだ。

※本日のディナーは貸切のため一般の営業を休ませていただきます。

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日照コチ入荷

2011年06月24日 | 魚の話

Img_1719 梅雨が明けて日差しが強くなり海水温が上がると海の底に張り付いていたコチもノソノソっと動き出す。
このコチという扁平な魚は、海底でじっとしていて目をキョロキョロさせてエサを取っている。
海水温が上がるとコチのエサも増える。
梅雨明けからのエサを沢山取ったコチを日照コチと呼ぶ。
日照コチは格別に美味しい。
その日照コチが鹿児島から飛行機でクアトロに到着。
入梅イワシとか日照コチだとか、日本の魚の旬は忙しい。

※明日25日土曜のディナーの営業は貸切のため一般の営業を休ませていただきます。

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入梅イワシ入荷

2011年06月23日 | 魚の話

Photo 六月の梅雨時に獲れる銚子産のイワシを入梅イワシと呼ぶ。
脂の乗りが一番良いこの時期の入梅イワシは刺身でも焼きでも最高だ。
そして今年の入梅イワシは大漁である。
このイワシを追ってやってくるブリやカツオも今年は大漁を予想されている。
ワインで云えばボージョレ・ヌーヴォーのようなもので、今年の漁を占うのが入梅イワシだ。
その入梅イワシがクアトロに入荷している。
鬱陶しい梅雨時ではあるが、梅雨時には梅雨時の楽しみもあるのだ。

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クアトロの孫佐

2011年06月22日 | 映画の話

Scene_03_02 昨晩、杉田成道監督の「最後の忠臣蔵」をネット配信で観たクアトロの父。
忠義のために命をかけて使命をまっとうする武士のありかたを描いた作品だ。
忠臣蔵のその後という舞台を上手に使った物語。
武士道については、外国向けにかなり美化して描かれている。
姫さまと孫佐の関係にはクアトロの父のような年配の者には大いに涙を誘う。
「孫佐、最後にわたしを強く抱いてください」
「子供のときに、わたしが泣いていた時のように」
「姫さま、こうですか」
「もっとつよう」
「かしこまりました」
「孫佐、今までありがとう」
「もったいのうござります」
姫の嫁入りの時の姫と孫佐のやりとりだ。
う、う、っと涙を誘われるクアトロの孫佐ことクアトロの父だった。
翌日、孫娘を強く抱きしめるクアトロの父。
孫娘はやたら迷惑そうだった。

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悪人のクアトロの父

2011年06月21日 | チーズの話

昨晩、李相日監督の「悪人」を録画で観たクアトロの父。
善人の顔の裏に悪人の心も併せ持ち、どちらも自分なのだと葛藤する主人公。
誰でもが持つ、心の二面性を軸に、現代社会の病理を重厚に描いた作品だ。
さすがに、昨年評価の高かった映画だと思ったクアトロの父だ。

Photo_2 孤独な日々を過ごすクアトロの父は、お客様に美味しいものを教えたいと思いながらも、なかなかうまく伝えられない。
クアトロの父は、善人でもなく悪人でもないが、善人でもあり悪人でもあるのだ。
そんな二つの顔を持つクアトロの父は、クロタンと云うフランス・ロワーヌの山羊乳のチーズに同じロワーヌの白ワインが良く合うことをお客様に伝えていなかった。
クアトロの父の心の葛藤をクアトロで読み取ろう。

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