〇コンドラシン指揮モスクワ・フィル(profil/lys/melodiya)1961モスクワ・CD
これぞコンドラシン!という攻撃的な演奏。勇ましい曲調とアグレッシブな棒が合致して、ちょっとオケが弱いのと1楽章がなぜかレガート気味でキレが悪い(譜面に指示がないから、というような理由なのかもしれないが)ほかは、トゥーランドットはちっともトゥーランドット風に聞こえないモノトーンの軍国調だし、4楽章はものすごくキレキレではげしい。コンドラシンを聞くならこういう演奏じゃないと。ヒンデミットの代表作でとてもわかりやすいので、機会があればどうぞ。