湯・つれづれ雑記録(旧20世紀ウラ・クラシック!)

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マーラー:交響曲第6番

2007年05月24日 | マーラー
○ドラティ指揮デトロイト交響楽団(DA:CD-R)1978live

インホール録音(膝録)。不安定だが過不足ない迫力のあるステレオ録音。演奏自体は集中力は高いものの職人的で解釈に目立ったところはなく正直面白みはない。が、無心で楽曲だけを聞けるメリットはある。4楽章など細かくはより効果的にドラマを演出するためにいじっているような箇所もあり、楽曲だけ、といってもスコアが透けてみえるたぐいではない。とにかくこの曲によく慣れている人のどちらかといえば即物的なスピード感ある演奏。3楽章など凡庸で地味かも。オケはデトロイトだけに?鉄鋼製品のようなところがあるが巧い。よく制御されておりミスもない。実演だったら何度でも行きたくなる演奏だろうなあ。ブラヴォがわりと凄い。

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2 Comments

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まさしく (田豊)
2007-05-24 17:05:30
いや、コメントないのですが、自分も聴いた証に。
同感です。
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ドラティのインパクト (管理人)
2007-05-24 17:54:59
最初は鮮烈なんですが、同じ曲を何度も違う録音で聞いていくうちに、アレ・・・ワンパターンというところもありますね。。音盤家としてはどちらかというと網羅的に秘曲などを聴くのにいい指揮者かもしれません。それが職人的ということなのかもしれませんが。ライヴでも凄いのをやったりするから見逃しはできないんですけど。。
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