湯・つれづれ雑記録(旧20世紀ウラ・クラシック!)

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ラヴェル:序奏とアレグロ(管弦楽編)

2012年10月29日 | ラヴェル
○セル指揮クリーヴランド管弦楽団(DA:CD-R)1963/10/3live

このハーピストは誰だろう、力強く確かな発音で管弦楽とわたりあっている。素晴らしい。録音状態こそやや悪いもののステレオでしっかり音楽として聴ける。管弦楽編曲でやると不格好な音楽、とくに弦楽器が分厚く奇妙に響くことが多いのだが、セルはさすが抑制的にバランスを取って楽曲を成立させている。溌剌と流れ良く、透明感がある。だがやはりここはハーピストの素晴らしさに尽きる。○。

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