湯・つれづれ雑記録(旧20世紀ウラ・クラシック!)

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マーラー:交響曲第3番

2008年05月12日 | マーラー
○シェルヒェン指揮ウィーン交響楽団、レッスル・マイダン(MS)(TAHRA他)1950/10/31・CD

↓売り切れのようです
Symphony 3
Mahler,Scherchen,Vso,Rossel-Majdan
Tahra

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↓データ詳細不明(ASINは別、2枚組)要確認
Mahler;Symphony No.3
Scherchen,Vienna So
Tahra

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TAHRAから当時のシェルヒェンCDディスコグラフィーと同封でCD化されたもので他にも復刻はある。個人的にTAHRAのシェルヒェン復刻は篭り気味で音場が狭く迫力がないから好きではない。もっと突き刺すような音表現が開放的に響いてほしいが、これはリマスターの好みだろう。LPではもっと派手だった気がする。

演奏の印象はさっさと進む感じでリズミカルでテンポ感がいい。だが緩徐部にはしっとり情緒がある。オケがいいのだろうが、シェルヒェン自身がデジタルに表現を変えているせいもあるかもしれない(録音のせいではっきりとは聞き取れないが)。じつにマーラーを聞いている楽しさはあり、マーラー指揮者を楽しむという感覚に酔える。ライヴかもしれないが(拍手なし)、VSOOとの一連のマーラー録音のように自己主張が抑えられているから聞きやすい。同時代の個性的な指揮者と比べ比較的地味な印象があるのはそのせいかもしれない。終楽章ももちろん情緒はたっぷりだが、それほど乱れない。○。


↓ライプツィヒ・ライヴ、異常なテンションの演奏(再販は品切れの模様)
Mahler: Symphony No. 3 / Adagio from Symphony No. 10

Tahra

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