つれづれなるままに   330  リサイクル施設視察

2007-08-29 20:25:36 | 雑記

札幌市リサイクル団地、その中にある中沼ビン缶ペットボトル選別センター視察、

収集車で運ばれた資源ごみ、1日77トンのビン缶ペットボトルを自動選別機と、手作業でおこなわれていました。4人グループ、ペットボルトを手で他の場所へ次の人は、前の人の取り残しのペットボトルを同じように、次の人は白ビン、茶ビンその他と分別、地味な作業に頭が下がりました。

          再生された品々と細かく砕かれた部品等

 

次に訪れたのは自動車リサイクル工場

廃車、OA機器、自動販売機を主体に破砕処理、廃車が流れ作業により、解体、一つ一つの部品は細かく仕分け、エンジンはマレーシアへ、その他の部品は全てリサイクルされ、最後に残ったものは燃料へと、燃えカスは埋め立てへとリサイクルされているそうです。騒音、ほこりの中での視察、暑さも加わり皆グロッキー

 

最後は発寒リサイクル工場へ

ここは家電リサイクル、主にテレビの解体、エアードライバーとハサミを使い1台1台のテレビから一つ一つの部品を手作業で取り外し分別、

プラスチックは素材メーカーで洗面器やコップに、アルミはアルミ解体工場にてアルミイゴット(アルミの塊)、プリント基板は製錬所で金、銀、パラジュムのレアメタル、鉄は電炉メーカーで建材に、銅は銅線となり新しいテレビに生まれ変わるそうです。

パソコンやプリンターのOA機器、コピー機と1台を1人が責任を持って解体、廃棄ハードデスク処理システムも確実に使用不能にし更に再資源化しているそうです。

「家電リサイクル法」の施行の伴いリサイクル料金が掛かるようになりました。この手作業による処理方法をみても、リサイクル料金どのように使われているかがよく分かりましたし、限りある資源の大切さ、再利用の必要性あらためて学びました。