アフリカ行きを決めてからアフリカの事が目に付きます。
先日、道新に「エイズ対策待ったなし」アフリカの孤児急増と出ておりました。
特にサハラ砂漠以南のアフリカは世界のエイズウイルス(HIV)感染者の3分の2を占め70%が集中する大流行地帯、両親がエイズになって孤児となる子供が急増、2010年には今の4倍4000万人のエイズ孤児が残されます。残された孤児達も施設に入れればいい方で、親戚中をたらいまわし、多くはストリート チルドレン、そして売春と悪循環をたどっています。
エイズの死亡率は高く、アフリカでは社会を担う世代が次々と亡くなり、国力に与える影響は多く一刻も早く効果的な措置を講じなくてはなりません。エイズそのものによって国が滅亡してしまう恐れがあります。サハラ砂漠以南では1日に6000人以上の人がエイズによって死亡しています。
今回の北海道洞爺湖サミットでの主要議題の一つに「アフリカエイズ対策]を掲げています。「死に至る病」と言われているエイズも、治療薬が進歩していますが高価な為、普及していないのが実情、今回タンザニアは治療薬を無料提供し始めたとか、今回でのサミットでの日本の指導力が問われそうです。先進国の強力な支援を打ち出し、感染者を一人でも多く救いたいものですね。