つれづれなるままに 432  節分・恵方巻き

2008-02-03 11:23:53 | 季節感
今日は早いもので節分、子供が小さい頃は賑やかに豆まきをしたものでした。
そもそも節分とは、各季節(立春・立夏・立秋・立冬)の前の日、季節の別れめのことを意味します。
私の育った地方では節分の夕暮れ、柊の枝にイワシの頭を刺したのを戸口に立て置き、豆まきを、炒った豆は、蒔かれた豆を自分の年だけ食べ、また、自分の年の一つ多く食べる、これは体が丈夫になり、風邪など引かないと言う慣わしです。
今は節分と言えば「恵方まき」4~5日前から店頭に並んでいます。
これは、大阪、船場での「丸かぶりすし」が起源、商売繁盛、無病息災、願うこと叶う、その年必ず幸運が訪れると言ういわれからです。
「恵方寿司」の食べ方は、歳徳神の在する方向に向かって願い事を浮かべながら「太巻き丸かじり」中の具は七福神に因んで、かんぴょう・キュウリ・しいたけ・伊達巻・うなぎ・でんぶ・紅しょうが等の7種類の具を入れ福を食べる。
考えてみると、それなりにいろいろな理由、いわれがあるようですが、どんなものでしょうか。今夜、皆、同じ方角を見、一斉に、太巻きをほうばる、考えれば異様な光景です。
寿司用ののり屋さん、バレンタインデエーのチョコレート屋さん、ホワイトデーのお菓子屋さんまだまだありますか。落ち着いて考えると何かがおかしいような気がします。
時代も変われば節分の行事も他の行事も変わっていくのですね。
ちなみに我が家今日の夕食は「恵方寿司」で済ませようかと思います。
おかしいですね。