つれづれなるままに 548 榎本武揚 松永俊之

今回の講座は榎本武揚と北海道
大分前にテレビで五稜郭戦争のドラマを見たことがありました。北海道にゆかりのある榎本武揚、道南に実家がありましたので、その足跡を辿った事を思い出しました。

函館戦争は1868年8月旧幕府海軍副総裁榎本武揚が、新政府軍の軍艦引渡しを拒否したことから始まり、榎本は８隻の軍艦を率いて品川沖から脱走、北へ向かい鷲の木（森町）上陸、10月函館五稜郭を占領しました。榎本が目指したのは函館の首都、えぞ共和国の樹立でした。
榎本軍の軍艦には日本最強の軍艦「開陽丸」がありましたが江刺沖で暴風雨にあい、座礁、沈没、一方明治新政府軍は甲鉄艦を入手し、榎本軍は函館に逃げ帰りましたが、次の年の4月明治新政府軍は乙部に上陸、江刺を占領、木古内、松前二手に分かれて攻撃にあい、戦いは終止符を打ちました。
その戦いで土方歳三は戦死、今も函館若松町にお墓がありますし、江刺には「開陽丸」が復元さて乗ることができます。森町、乙部、江刺ともっと身近な話を聞きたかったような気がしました。

午後は「福祉大会」記念講演　松永俊之さん演題は「思いやりを紡いで」
主婦番組、スポーツアナウンサーとして幅広い分野で活躍、顔をご存じない方も、ラジオから聞こえてくる声は良く耳にすることでしょうか。股関節の病で2本の杖をつく、日本でただ一人のアナウンサーと自称、自分の経験から、身障者にも優しい街作りを提案し続け、これからも声を出し健常者も、身障者も住みよい国するために力を尽くしたいと。