つれづれなるままに  664  えんかん「文学座公演」

2008-12-02 23:31:58 | 雑記
えんかん久しぶりの文学座公演。
文学座の歴史は長く「真の魅力ある現代人の演劇を作りたい」と、その理想に基づいて多くの作品を生み出してきました。「女の一生]「華岡青洲][欲望という名の電車」など演劇史に残る数々の名作を演じています。

今回は、中島敦彦氏の書き下ろした「ゆれる車の音」「九州テキ屋旅日記」私達の若かりし頃の設定、昭和40年代の話です。20年ぶりに故郷に帰ったテキ屋、すっかり変わった故郷で繰り広げられる人情芝居、役者テキ屋役の角田卓造さん、涙もろい優しい男性ではありますが、そんな情けなくも魅力的な好演技に皆拍手を送りました。縁日を盛り上げようと、グループサウンズ、タイガースのキャラ、歌って踊って2時間、楽しませていただきました。友、役者とはいい商売だとなー、何にで変身できるものと。芝居の最中の顔、終って出てきた顔、まるっきり違う人に見えますもの。