つれづれなるままに  1081 こうはなりたくないと思っていても

2010-06-15 23:05:23 | 雑記
午前中の一般講座、古代ローマ帝国の遺産「栄光の都ローマと悲劇の街ポンペイ」嘗て訪れたポンペイの話でした。7月3日から8月22日まで北海道近代美術館で開催される展覧会のお知らせのようなもので、今回はイタリア各地から優れた古代ローマの彫像、美術品、考古が資料が112点上陸、是非足を運んでみてくださいとのことです。

午後のカメラはスライドシュー、皆さんの撮った写真を見せていただきました。勉強になります。同じ場所でも撮り方が皆まちまち、なるほどと感心してのスライドシューでした。

15時教室は終わり、「第九」までは時間があります。夕食の弁当を買い早めの会場入り、ゆっくりと時間を使い弁当を食べ、読書「蒼穹の昴」浅田次郎を・・丁度16時デーサービスの方々が帰る時間にぶっかったようです。次から次えと高齢者が介護士に付き添われ出てきました。手を引かれ椅子に座って靴を履かせてもらったり、車椅子に乗せらたりと、他人の手助けが必要で自分では何もできないようです。デーサービスなので皆在宅介護なのでしょうか。皆さんを見てもしも私が・・どうしようなどと考えてしまいました。

皆さん帰って一段落、誰も居なくなりホットして本を広げました。4人掛けとは言え、他の椅子席は全て空いています。私の目の前で立ち止まったおばさん・・窓の外を見ているようでしたが、声を掛けて来ました。今日は市民講座が16時まであった「講座を聞きに来たのか」と、今日の講座「鈴子みすず」の生涯、良かった良かった、こんな良い話どうして皆聞きに来ないのかと嘆き、私の側に座り話し出しました。これから合唱だと話したら、自分もこの合唱団で「第九」を歌っていたことあると、まだ覚えていると歌いだしました。その時は小樽から通っていたと言いながら、今度は子供のことを話し出しました。男の子が二人医者だとか、夫婦で医者なので7千万の家を建てたとか・・毎日のようにいろいろな講座を聞きに来ているので忙しいとか・・要するに話し相手が欲しかったのでしょう、余りに身勝手に話を持ちかけてくるので私も本を広げ無視しました。多分この方は子供さんと離れた淋しい一人暮らしかもと、それにしても、他人の話を聞かず一方的に自分の自慢話友ができる訳もないでしょうにと、本を広げて読むふりを、諦めて帰っていきました。