3年ぶりで奥尻を訪ねました。朝から生憎の雨の中を出発、瀬棚に着く頃はどうにか小雨にはなっていましたが、空の色、海の色はどんよりと、バスごと乗船、かもめと共に奥尻を目指しました。
奥尻は前日「賽の河原まつり」が終わったばかり静かに供養等が立ち並び、ここも嘗て津波で多くの被害があった場所のようです。バスの到着と共に島のおばちゃん達が車で追いかけてきました。あっと言うまにお店が開店、商魂逞しさを感じました。
北周り、ホテルは西の高台、夕焼けが明日は天気間違いなしと
今回は南アフリカでのWカップ、日本の大事な試合、明日あさ3時過ぎキックオフ、2次会の会場は私達部屋、南アフリカから持参したワインをキックオフの時間にコルクを抜くと約束、しかし解散したのがもう12時も回り、皆各々の部屋で観戦、朝、勝利を祝って、食事の時、紙コップにて全員にアフリカワインを振舞いました。勿論、勝った勝ったと喜びながら・・
奥尻は今が観光シーズンとは言え3年前に比べて観光客も減少しているようです、観光名所と言われる場所も、手入れが行き届かないのでしょうか、草は伸び放題、北追岬公園は3年前の美しいのイメージはなく、多分周りの木々や草が大きくなりすぎたのでしょうか彫刻も小さく見えました。
青苗岬の「津波館」を説明するのはボランテイアでしょうか、手馴れた様子で観光客を捌いている・・事務的に・・慣れすぎの感じ・余り良い感じはもてませんでした。北海道南西沖地震の慰霊塔「時空翔」も同じ・・取り残されたように淋しく立って居ました。
最後に訪れた「鍋つる岩」奥尻のシンボルです。頭上に生えている樹木はヒロハノヘビノボラスと言い赤い実をつけるそうです。
今回は研修会を兼ねての観光、写真を撮るゆとりも無く終わりました。