つれづれなるままに 1839  認知症の人への対応の仕方

2013-10-11 21:41:53 | 雑記

研修会2日目、午前は実技、車いす、椅子から車いすへ移動、車いすから椅子への移動とふたりひと組、体重移動が難しく、車いすを押すことは経験済みですが、移動は始めてお互いに掛け声を1、2、3と掛け声立ち上がる・・介護者の苦労が身にしみて分かりました。

午後は認知症の人への対抗の仕方について

認知症高齢者数は毎年増加、今305万人、85歳以上の有病率は3人に1人の割合27.3%、高齢者が高齢者を見る時代から認認介護になりつつあるそうです。私たちは日常、記憶し、言葉を理解し判断し経験から学び問題を解決、社会的に適応する方法で他者との関わり日常生活をしていますが認知症になるとこれらができなくなり一人で生活することが難しくなります。

認知症の人、本人が一番苦しんでいます ・これまでの自分と違う ・何かが変だ! ・私はどうなるのだろう? ・これまであんなこともできたのに ・誰かが私に悪いことをする ・私はどこも悪くないのに・・・不安と混乱の中にいることを理解する事が大切だと学びました。

ケアの基本は ・ゆったりと楽しく ・自由に、ありのままに  ・「してあげるケア」から「いっしょに過ごす」ケアへ ・残された力で暮らしの喜びと自信を ・なじんだ環境のものを大切に・・そして一人で抱え込まない、チームでと、みんなで支えあっていこうと。

今、私たちがヨリさんにしてやれること・・現実から目をそらすことなくゆったりと楽しくいきましょう。