今夜も、「世界ふれあい街歩き」を楽しんだ。
中国浙江省、上海の南西90kmにある西塘(せいとう)が、舞台だ。
水路が街に通っていて、さしずめ中国のベニスと謳われているだろう。
2500年以上昔に街ができはじめ、今ある街並みは明・清時代のものが残っているという。
画面に映っている範囲では、近代高層建築がなく、歴史的景観を損なっていない。
建物の高さ、色、建築様式が統一されていて、よく保存されていた。
是非とも、この街を大切に守って欲しいものだ。
日本もその昔、江戸の城下は、白壁に鉄色の瓦屋根、地区によって決められていた建物の高さ、道幅など統一された計画都市だった。
天災や、木造建築が逃れられない宿命の火災によって、その存続は困難だ。
もし、江戸の街並みがそのまま残っていたなら、ベニスやローマに劣らない美しい歴史的都市として、人類の文化遺産になったことだろう。
古くからの街に住むには、さまざまな近代的便利さを我慢しなくてはならない。
しかし、自分たちの祖先が身近に感じられ、自分の根っこを確認できるのは、揺ぎ無い存在意識をもてるだろうし、先人の遺産に誇りを持つだろう。
精神的な豊かさと、利便性は、なかなかそりが合いそうもないのだ。
中国浙江省、上海の南西90kmにある西塘(せいとう)が、舞台だ。
水路が街に通っていて、さしずめ中国のベニスと謳われているだろう。
2500年以上昔に街ができはじめ、今ある街並みは明・清時代のものが残っているという。
画面に映っている範囲では、近代高層建築がなく、歴史的景観を損なっていない。
建物の高さ、色、建築様式が統一されていて、よく保存されていた。
是非とも、この街を大切に守って欲しいものだ。
日本もその昔、江戸の城下は、白壁に鉄色の瓦屋根、地区によって決められていた建物の高さ、道幅など統一された計画都市だった。
天災や、木造建築が逃れられない宿命の火災によって、その存続は困難だ。
もし、江戸の街並みがそのまま残っていたなら、ベニスやローマに劣らない美しい歴史的都市として、人類の文化遺産になったことだろう。
古くからの街に住むには、さまざまな近代的便利さを我慢しなくてはならない。
しかし、自分たちの祖先が身近に感じられ、自分の根っこを確認できるのは、揺ぎ無い存在意識をもてるだろうし、先人の遺産に誇りを持つだろう。
精神的な豊かさと、利便性は、なかなかそりが合いそうもないのだ。