rock_et_nothing

アートやねこ、本に映画に星と花たち、気の赴くままに日々書き連ねていきます。

えっどうしたの?

2010-11-12 15:08:40 | 生き物たち
昨夜、中くらいの人が「カエルーっ、カエルがいるよぉ」と、大声をあげていた。
どうやら、風呂場にいたらしい。
今年はこれで3回目。
そろそろ寒くなってきたから、2階まで上がってこない頃なのに。
しばらくして、居間のガラス戸にもう一匹張り付いてるカエルもいた。
11月に黄砂が飛来するくらいだから、カエルたちの季節感が狂うのも致し方ないだろう。

オゾンホール…最近ついぞ耳にすることがなくなった。
二酸化炭素を人為的に大量発生させて引き起こされた、地球温暖化。
地球規模でさまざまなことが変化している。
太陽による影響が大規模な変化を促したり、恐竜絶滅が巨大隕石群の衝突がきっかけとなったり、回避不能な原因によるもの。
しかし、地球規模の環境破壊を押し進めているのは、確かに人類の仕業だろう。
微妙なバランスでなっている生物と物質の循環を、人類が手を加えたことによって、自然が有する調整能力の破綻する域にまで崩しているのは、誰の目にも明らかだ。

では、「自然に帰れ」と叫ぶのか?
自然に抗う手立てを追い求めてきた人類の歴史を、全否定することはできない。
種の保存、死なないために確実な食の確保、安全なねぐら、病気を治す手立て、効率よく学んだ知識を伝えるための手段としても必要だった言語の獲得など、かなり反自然的行為だ。

歴史という、人類の歩んできた過程から学び、自分たちの手で破滅を招き寄せないために、これからの人類のあり方を真剣に考える限界の時期にあると思う。
地球に存在する一員として、他のものと末永く共存するために、どういう風に折り合いを付けなくてはならないかと。