ランニング徒然

ランニングやモータースポーツなどの話題を徒然なるままに綴ります!

トレラン後の体調記録

2014-06-17 18:47:00 | ランニング

​蔵王国際トレイルランニングから二日目です。

昨日は代休を取得していたので、朝一番に接骨院で治療を受けてからジムへ
入念にストレッチしてからエアロバイクを軽めの負荷で10分
午後からはO2カプセルに入り回復に努めました。

そして、2日目朝の体調記録は

階段を一段ずつ下りるようなことはなく、走ることも可能な状況です
・左右臀部:痛みが強く、張っている(固い)
・股関節部:軽い痛み
・大腿部:軽い張りがある
・膝:左膝は痛みがある
・腸脛靭帯:左は痛みがありかなり固い
・脹脛:左は外側の肉離れの痛みが残っている
・脛:腸骨筋は張っている

といったところです。


不思議なことに肉離れの再発が懸念された左脚もなんとか耐えているだけでなく、出走前より回復が進んだ様子です。
大阪マラソンでも走った後の方が回復していたという事実があります。
低負荷で動き続けると軽い肉離れが直ってしまうという不思議??

次はレース状況の覚書です。
9月の蔵王温泉スカイトレイルにでることを検討している人や来年の出場を検討している暇な人は読んでみてください。


ロードレースと違い純粋にラップタイム等でペースを把握することができませんので、ペースは心拍数で調整しました。
毎分150を基準にして、これを超える場合はゆっくりにすることで一定の負荷を意識しました。
さらに肉離れが完治していないふくらはぎへ負担とならないように上りではフラットな着地を意識し、最初から完走狙いでゆっくりいく計画でした。

会場では去年リレーで一緒に走ったSa君と、以前一緒に走っていたママさんトライアスリートのHaさんに遭遇
2人とも自分同様にせっかくの地元開催だからと出場したとのこと。
Haさんは前週に岩手銀河100kmを走っているのでゆっくり行きますいっていたのですが、言葉とは裏腹にスタート後はあっという間に前方へ飛び出して見えなくなりました。
sa君も最初の数百メートルは一緒でしたが、すぐに見えなくなりました。

二人とは刈田岳山頂から馬の背の折り返し区間で出会えなかったので、自分より1時間近くは速かったのではないでしょうか?

レース中は神奈川から参加したという女性ランナーとスカイケーブル駅手前で並走することになり、道案内を兼ねて会話しながらざんげ坂まで一緒に上りましたが、ロープウェイ山頂駅を過ぎ、幅の狭い登山道で並走できなくなった辺りからは自分がペースを落としたので離れてしまいました。

その後、気温が下がり(あとで聞いたら9度ほど)、強風で体感温度がどんどん下がってきたので、シェルジャケットと手袋を装備した後は、前後のランナーとも間隔が開き孤独な時間が続きます。
一度刈田岳山頂で道を確認する際に数人と「こっちでいいのかな?」と相談して一緒に「馬の背」方面へ下りていきますが、折り返してからはさらにまばらになります。

ロープウェイ山頂駅へ戻る途中の雪渓では数メートル滑落。
その後、雪渓の先の木道に戻ったもののシューズ底が濡れたていたため滑って後ろへ転倒。
幸い後頭部を打つことはなく、左手、右肩に軽い痛みを感じましたが、手袋、アームスリーブを付けていたので外傷はなく、走り続けることができました。

その後、ざんげ坂、樹氷原コース、ユートピアゲレンデへ至る下りでは快調に飛ばして前方のランナーを抜きます。

当初から予定したとおり、ロープウェイ山麓駅でトイレ休憩

ついでに補給食(ショッツとチョコ)を摂り、シェルジャケット、手袋を仕舞ったりと約10分のロス

最後のチェックポイントでもあるここで残り4.5kmと励まされ、100万人ゲレンデを下り、「ひろはの小道」へ入ります。

この辺りで痛めていた左ふくらはぎが徐々に悲鳴をあげ始めたので、ペースをゆっくりと落とします。

すると偶然にも落ちていた真新しいスマフォを発見

ペースを一時的に上げて前を行くランナーに「携帯落としませんでしたか?」と声をかけ尋ねますが「違います」とのこと。

ゴールしたら本部に届けようと思い数分、だいぶ下ってもうすぐ蔵王ラインを横断するところというポイントで、足元を見ながら上ってくるランナーがいたので、「もしかして携帯をお探しですか?」と声を掛けると「そうです」とのこと。
「どこまで戻らなくてはいけいなかと心配していました」という持ち主へ渡すことができ一安心。

鴫の谷地沼を半周し再び上りになるとトイレ休憩中に抜いていったと思しき前方のランナー達は疲労困憊なのか、ちょっとした上りでもゆっくりした歩きになります。

自分も疲労はありますが、心拍数を意識して前半からセーブし、後半は左ふくらはぎをいたわっていた効果か、だいぶ余力がある感じ。

前方のランナーより少しだけ速く歩くことができたし、緩やかな箇所では走ることができたので、おそらくトイレ休憩前の順位まで戻してゴールとなりました。

ゴール後は、おいしい「からから汁」と「おにぎり」をいただきました。

DSC_0247.JPG

反省点は
・ハイドレーションのエア抜きを忘れたこと。
 チャプチャプ煩くて大変でした。
・山頂の天候を甘く見た
 薄手シェルジャケットでは寒かったので、
 予備に防風ジャージを重ねるか、雨具を持っていくべきだった。

蔵王の通年観光化に貢献できる大会ですから、ぜひ来年も参加したいと思います。

ちなみに地元紙「山形新聞」に載った写真にしっかり写っちゃいました

今日出勤したら机の上に記事に付箋がついておいてありました。