昨晩、NHK総合のクローズアップ現代+でマラソン強化に関する話題を取り上げていて、青山学院大学の原監督が生出演していました。
その中で、男子マラソン代表弱体化の一因として25年前のJリーグ発足を挙げ、高い運動能力を持つ児童・生徒がこぞってサッカーに流れたことで、その他競技の底上げならぬ底下がりがあったのでは?と話していました。
男子マラソン強化対策として、サッカースクールなどで走ることに関する素養を見抜いて、適性のある選手を育成できるような道筋をつくることができればと提案していました。
くわしくデータを調べたわけではありませんが、陸上専門もしくは含んだスポ少やクラブというのは地方では本当に少ないと思います。
幼児から通ったりできるスイミングクラブは中核都市にはほとんど存在しており、水泳でオリンピックメダリストを生み出す環境(指導者、競技人口)は陸上の非ではないくらい整っていると思います。
原監督の案が実現できれば、サッカーや野球などでは埋もれてしまう可能性のある才能をマラソンで開花させることができるかもしれませんね。
ちなみに現在の1500m中学男子の記録は3分53秒台ですが、サッカースクールやクラブで一斉に1500m走のテストをしたら4分程度で走れる中学生が多数みつかるかもしれませんね。