土曜日に捻った左膝はよくなる気配がありません
明日、膝を専門とする主治医の診察を受ける予定ですが、手術を受けるのは必須となりそうな気がします。
峨山道で痛めた右脚も診てもらうことになるし、膝はCTかMRIを撮影してからの判断となるので、方針が決まるのは来週以降になるでしょう。
手術となれば、リハビリに最低3ヶ月はかかるでしょうから来年前半はレースに出れないでしょうし、5月の櫛形ウィンドや6月末の美ヶ原にも間に合うか微妙です。
さて、
神戸マラソンでIoTによるオーダーメイドシューズの実証実験が行われるという記事がありました。
神戸大、兵庫県立工業技術センター、住友ゴム工業、バンドー化学、アシックス、神戸工業試験場、産業技術総合研究所が参画する事業だそうです。
スマホで撮影した足の画像などをもとに3Dプリンターなどを使い製作するのだそうで、この技術が確立したら多くの人の手を介せずに完全オーダーメイドのシューズが製作できるようになる可能性があります。
足は左右で大きさが異なったりするので、差異の大きいランナーにとってオーダーシューズは福音です。
私も利き足の右より左のほうが筋肉量が少ないためか、右に合わせて購入すると左はどうしてもゆるく、かえって紐で強く締めることでアッパーに皺ができて、肉刺の原因になったりします。
これまでは、地域のスポーツ店で年に何回が開催される各メーカーのオーダー会にいくか、東京原宿などにあるメーカー直営店に出向き
・問診
・計測
・サンプル試し履き
などの工程を経て、数週間後に受け取るといった形で、金額も3万円ほどと高額でした。
アプリを使って撮影した画像などを使って家にいながらオーダーできるのは負担がなく、購入へのハードルは下がりますね。
先日も書いたアディダスの新製法の場合は、3Dプリンタによる立体構造のソール整形とニット構造のアッパーの組み合わせで、いずれもオーダーに適した製法
神戸での取り組みはゴム素材に対応した3Dプリンターで3種類の素材を組み合わせてソールを製造できるそうです。
アッパーをどのように作るのか詳しくは書かれていませんが、縫製するやり方でも、デジタルデータを基にレーザーカッターで各パーツを素材から切り出せば、左右の違いなどにも簡単に対応できるようになるでしょう。
縫製工程は完全自動化は無理でも、いずれレーザー溶着などを使えば自動化できるかも。