大阪府立真田山学院高校演劇部
公式ブログ・Vol・6
☆あせってます
先週は先輩の女優、坂東はるかさんが来てくれはって、半日いろんな芝居の基礎から、食堂のカラマヨ丼の話までして、テンション、モチベーション上がりまくりでした。
せやけど、半日のことは、しょせん半日のこと。今週は、もう気持ちサゲサゲです。
顧問の淀貴美先生と誓うた「ルピック氏を演る男子」が決まりません。
11月のコンクールに何を焦ってと言われるかもしれませんけど。考えてください、野球部なんか半年ぐらいかけての調整は当たり前。甲子園行くような学校は、一年掛けて選抜メンバーのふるい落とし、癖の矯正やら、めっちゃストイックに、かつ長期的展望に立って練習やってます。軽音も『スニーカーエイジ』目指して、猛特訓やってます。
演劇部は、どこもノホホンとしてるさかい、たいての学校はOHPが終わったあたりからの泥縄。みんながそないやさかい、なんとも思わへんねやろけど、それは、この一言。
「赤信号、みんなで渡れば怖くない」
みんなしょうもない芝居演るさかい、目立てへんだけ。せめて毎日放送の『ちちんぷいぷい』に取材に来てもらえるぐらいのココロザシがないとあかんと思います。ココロザシの裏付けは日々の努力。で、努力するためには、当たり前やけど「努力する人間」が必要です。おらん人間に努力のさせようもありませんでしょ?
☆で、考えてます
女子二人でもやれる芝居。あたし三好清海と九鬼あやめのデコボココンビでも演れる芝居
あたし的には、オールビーの『動物園物語』なんか演りたいんですけど、キャストを女子に変えての上演許可は、ごっついむつかしいらしいです。
ちょい役一人入れて『すみれの花さくころ』も考えてます。この芝居は名古屋音大がミュージカル風にやったのをYOU TUBEで見てから惚れ込んでます。うちも坂東はるかさんが現役やったころに、本選まで行った芝居。ネットで検索したら名古屋のプロのオペラ歌手やら、北陸の劇団、関東の中学校でもやってる名作みたいです。下にYOU TUBEのショートカット入れときました。
これクリックして見てください。後半1/4ですけど、あたしの感激分かってもらえると思います。
せやけど、今年の審査員は、そのときの真田山の芝居をわけ分からん理由で落とした人です。やったら、また「作品に血が通っていない。思考回路、行動原理が高校生ではない」て言われるのん目に見えてます。
え、その前に真田山は予選落ち? 縁起でもないこと言わんといてください。
☆近所の噂
軽音が、午後6時を超えると近所から苦情の電話が来るらしいです。うちらとしては、両方の気持ちが分かります。近所の人には、ただの騒音。
軽音は『スニーカーエイジ』がかかった命がけ。せやけど学校は冷房許可してくれません。唯一の例外は情報の教室。コンピューターがいっぱいあるんで、年中冷房。
機械が冷房されて、生徒が熱中症寸前で練習やってても「がまんせい!」や。なんかひっくり返ってるような気がします。しません?
で、熱中症で倒れる生徒が出て、マスコミがきたら「配慮が足りなかった」。で、もし、もし、まあ、そこまではいかへんやろけど死ぬような子が出たら「命の大切さ」いう城東区やない常套句。ほんで一分間の黙祷でおしまい。ちょっと言い過ぎました。淀先生ごめんなさい。
で、昔は演劇部の発声練習がやかましいいうて苦情がきたらしいです。ええ時代やってんなあ。
も一つ近所の噂。うちのブロックの某高校は部員ゼロやけど、連盟に加盟したらしいです。先生に聞いたら、大阪全体で、そういう学校が二十近くあるそうです。そんな学校含めて百何校かの加盟。ちょっと寂しいですね。
試験中なんで、このくらいで。せやけど、試験中になると、こんなブログ書きたなるのは、イチビリか、勉強嫌いか。ちなみに後輩の九鬼あやめは、メール打ったら「先輩勉強しましょう」ええ子やけど、このニクソさはなんやろね?
他の演劇部さんも、3校ほどはブログ続けてはりますね。たいがい一カ月ぐらいで止めてしまうとこが多いから、お互いがんばりましょね!
文責 大阪府立真田山学院高校演劇部部長 三好清海(みよしはるみ)