本日 ネットで取り寄せていた鑿が届いた。 九州の道具屋が掲示した物で 袋鑿とは珍しいと思い購入してみた。 全長が長くて 大工の使う鑿の様だ。相当古い物だと道具屋の主は言うが、やはり少し錆が出ている。 刃先に錆は無いから良いだろう。 袋鑿は 以前香港で見かけて手に入れたが、雑な作りの物で 多分中国で作られた物だと思う。 それより数段良い作りだが、総磨きで 何となく化粧しすぎな様にも思う。 相当柄も長いし刃幅も30ミリ以上有るので、叩き鑿としてではなくて 突き鑿として使おうと思う。 送って来る前に研いだ物か きれいに刃が付いている。 私も鑿の研ぎは下手なので、頑張って上手くなろうと思う。 やはり上手い研ぎを見ると刺激されるな。 さてこの鑿は 店主の話では古い物なので確かな事は判らないが 多分三木の物だろうと言う事だった。 この九州の道具屋は三木からの仕入れが殆どだという。
今日は天気も良いし、寒くも暑くも無く散歩には良い日だった。 そこで久し振りに高尾山の登山に出かけた。 それも陣馬山まで行くと時間も掛かるし疲れるので、高尾山までとして軽めの運動に止めた。 道具の話でなくて申し訳無いが、まあこれも気分転換で 早々道具ばかりいじってられない。 行きは山尾根を登るコースを選択した。 約90分の山登りだ。 頂上は相変わらずの混雑だ。 平日にも関らずこの人混みは何だろうね。 まあこれでも少ない方だと言う。 帰りは高尾山薬王院を通過するコースで下山した。 中高年が殆どだろうと思ったが、若い人も沢山来ていた。 薬王院の境内にある大天狗 小天狗の銅像の前で導師が法螺貝を吹く様子を見てきた。 写真は吹き終わり帰る所だ。 帰りには高尾山口駅前の蕎麦屋で とろろ蕎麦を食べた。 来年1月から高尾山の冬蕎麦祭りが有る予定。 また来たいと思う。 ミシュランガイドにも載る高尾山なので人の多いのは当然だろうが、段々道も整備され 歩き易くなり、気軽に行ける山になったが 何となく俗化した様にも思うがどうだろうか。