大工道具の蒐集

骨董市で集めた大工道具類の入手の経緯、使った感想を報告

平鑿 一寸二分 銘 左文字

2010-10-17 17:44:09 | Weblog
 昔は日曜になると、朝早く起きて 7時位には骨董市会場に着ける様に出かけた。 しかし定年退職してから少しノンビリしたのか、朝早く起きて 骨董市に出かける事が段々 少なくなってしまった。 結果的に私の買える範囲でよい物が集まり難くなって来たと思う。 今日も高幡不動骨董市に 行ったが 時間は既に11時を廻っていた。恐らく安く買えそうな物は既に売れたと思う。 それでも会場を一回りして、この鑿を手に入れた。 かなり錆びた物だったが 銘を見ると 左文字 と有るので一本買って来た。 これで500円だった。 こう言う物は まず最初は500円程度から始まる物だ。 それで高いと思えば値段交渉するが、 これしか買う物が 無いときは値切らず 黙って買う事にしている。別にお金に余裕が有るわけでは無いが、多少は業者にも儲けさせてあげる必要が有ると思う。 さて良く見ると鑿の柄に大井 3-3-2 と掘り込みが有った。 これは町名番地を示す物か、或いは大井は持主の名前なのか? 金床で叩いて裏だし してから研ぎ直した。 柄に若干ひび割れが有るが、まだ使えそうだ。 
 
コメント
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