今日は 比較的天気も良く暖かい。 思い立って 神奈川県立金沢文庫で開催される運慶展を見に行った。 ここは京浜急行 金沢文庫から歩いて15分程度で行けるし、散歩にも良い距離だ。 金沢文庫となりの称名寺も見る価値のある所だと思う。 ここに運慶作といわれる仏像が7体集まっている。 元々運慶または運慶工房の作とされる像は二十数体程度しか無いと言われているそうだ。 多くの運慶作品を一度に見られる良い機会だろう。 その為か 人手は多い。 展事物に人が群がり 見るのも大変な状態だった。 小型ながら 大日如来坐像は バランスの良いふっくら きりりとする良い物だ。 運慶は大仏師で多くの仏師集団を抱えて 運慶工房として作像していたと思う。 勿論運慶その人自身優れた仏師で有ったろうが、その集団全体の勢いと力が優れた物だった思われる。 そうでなければあれだけの物は作り得ないだろう。天才と言われているが やはり集団を引きいて 物を作り出す 優れた指揮者であったと思われる。
2月22日 新横浜 横浜アリーナ骨董市を覗いて見た。 ここは初めて行く骨董市だ。 天気は良いが 風は冷たい。 会場は広いが 人手も多い。 歩き難いほどの人が来ている。 残念だが私が求める道具類は余り無いようだ。 会場を一周してこの鉋を求めた。 それ以外には収穫は無かった。 この鉋は古い物の様だが それ程使われた形跡は無い。 この刃型はどう言うものか知らない。 面取り鉋の一種だろうと思う。胡麻柄面とか紐面とか そう言う種類の面取り鉋では無いだろうか。 確かに持って無い種類の鉋なので手に入れたが、これは研ぎ難い。 多分使う事も無いと思う。