大工道具の蒐集

骨董市で集めた大工道具類の入手の経緯、使った感想を報告

鋸盤 C10-FEの横切り幅の改良

2011-02-27 22:09:25 | Weblog
改良は次ぎの様に行った。 鋸刃と平行して定盤に有る溝に入る真っ直ぐな棒を準備する。 その棒の両側面に溝を突く。 これで定盤の溝に上手くはまり抜けない。 薄いベニヤ板を準備して 今作った 棒を裏に接着する。 この棒と直行する棒をベニヤ板の上に接着する。 言葉では説明が難しいが写真で見ると判るかも知れない。 切る板の幅は広く定盤から板の一部ははみ出すが、 それも鋸刃と板の直角は保たれる構造になっている。精度は今一とも思うが これで曲尺で満足できる精度が出せた。 冶具を作り使いこなすのが 大切だ。 
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鋸盤 C10-FE 横切りの問題

2011-02-27 21:56:15 | Weblog
幅32センチ程度の板を準備して 木口を直角に切りたい。 そこで登場するのはマイタゲージだ。 これでゲージを鋸刃と直角にセットすれば簡単に切れるはずだった。 確かに幅の狭い棒なら切れるが 幅の広い板だと切れない。 それは幅が広すぎてマイタゲージがセット出来ないからだ。 切れるのは概略15センチ程度の幅の物までだろう。 それ以上になると マイタゲージの横棒が定盤の外に外れてしまう為 セットできない。 ここが小型機械の悲しい所かも知れない。  写真が従来の横切りの状態を示している。 幅の狭い板ならこれで何とか切れると言う所。 その改良策は次回にしよう。
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鋸盤の改良 C10-FE

2011-02-27 21:41:34 | Weblog
回転する円鋸が 定盤から出る部分の 口板の改造を行った。 この機械に付いて来たのは 写真の右の物で、改良した物は 写真の左の木製の物になる。 赤い鉄板の板だと 鋸の回転部分の周囲が広く空いている。 これでは幅の狭い板を切る場合 材料が 空いた隙間に落ちる事が有り具合が悪い。 そこで回転刃の出る部分以外を塞ぐ様に口板を作り直した。 従来の鉄製の板から 木製の板に変更した。 これで以前よりは 使い良くなったと思う。 但し斜め切の場合は これとは別にもう一枚を作る必要が有るが、当面はこれで良いだろう。 後はマイタゲージが問題だな。 これも改良が必要だ。
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