日本橋 三越に行くついでに 足を延ばして門前仲町の富岡八幡骨董市に寄ってみた。 今日は 少し業者の数も少ない様に思うが 最近はこんなものかも知れない。 一通り見たが、道具屋は少ない。 買いたい物も無い。 それでも何処かの廃業した雑貨道具屋から かき集めた様な物が置いて有る 業者から この錐二本を買った。 これは四つ目錐だが 太い物と細い物と併せて二本を買って見た。 錐は沢山持ってるから別に 買わなくても良かったが、色々お世話になった方にお土産にしても良いと考えた。これでコーヒー一杯にもならない金額だ。 今こう言う錐を使う人は居るだろうか。 竹釘でも 打つ仕事で無いと使うまい。 電動ドリルに付ける錐で充分間にあうから 道具屋に置いても 売れないかも知れないな。 しかし こうして買うマニヤも居るから 世の中上手く出来てる物だ。
毎年恒例の伝統工芸展を見に行った。 10月3日まで開催の最後の日曜日で 今日は人が多い様だ。 木竹工芸を中心に見る。 いかにも日本人の感性と思わせる 精密で丁寧な仕事の物が多い。 どう言う技術で作るか判らないが 相当に時間も掛けて 作ったと思われる。 木製品は素材の良さをいかに上手く引き出すか、良い素材に恵まれるかに大きく依存するようにも思われる。 勿論作者の技術も並のものでは無いと思う。 これを見ると私の作る 盆はまだレベルがかなり低い様だ。