大工道具の蒐集

骨董市で集めた大工道具類の入手の経緯、使った感想を報告

太鼓置き台の修理

2011-10-15 21:54:58 | Weblog
太鼓置き台を作ったが、 すぐ壊れて修理に戻って来た。 中央の一番弱い部分に手をついて力を入れたらしい。  この部分が弱いのは判っていたので、今回気が進まないが 補強の為 足を二本追加した。 これで少し丈夫になり 多少重い物を置いても壊れないだろう。 元々軽くする為に材料に強度の無い物を使っている関係上 補強は難しい。 変な物を頼まれ 引き受けた物だと後悔している。
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四角玄翁 二本

2011-10-15 21:38:34 | Weblog
今回は 他人の道具の紹介です。 写真左は 馬場正行の玄翁で右は浅草水平屋で求めた 普通の玄翁です。 写真では良く判らないが 打撃面の丸い方 気殺し面を柄の少ししなった下側に来るように 挿げてあります。 一般に本による道具仕立てで見ると木殺し面は 反りの有る柄の上側に行くのが 一般的なようですが 決まりは無い様です。 所有者はこの方が使い易いと言います。 玄翁鍛冶として有名なのは、 幸三郎 正行 浩樹 などが知られているようです。 私はそんなに こだわりは無いですが値段の関係で 比較的リーズナブルな価格で入手でき かつ出来も良いと思う 浩樹を使っています。 柄も凝る人がいますが、一般には白樫でしょう。 榊 黄楊 梅 などを使う人も居るようです。 私は玄翁の形の美しさにこだわりが有ります。 四角玄翁なら 中央の櫃の部分が くびれているのもが好きです。 その微妙なカーブが私の好みに合う物は あまり無いです。
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