大工道具の蒐集

骨董市で集めた大工道具類の入手の経緯、使った感想を報告

鉋台 その2

2012-09-12 22:36:15 | Weblog
先日 買った鉋台だ。 その台尻に横綱と言う トレードマークが貼ってある。 珍しいマークなので此処に紹介して見た。 何故 横綱と命名したか知らないが、この台は横綱に値する 立派な台と言いたいのだろう。 反りも来ないし、割れないし 狂いが少ない台と言いたいのではなかろうか。 自信の表れだろうか。  その自信程に売れたかどうか私は知らない。  しかし 今こうして売れ残りが 骨董市に姿を現した。 世の中思う様にはならない物だ。
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鉋台

2012-09-12 22:20:50 | Weblog
 先日買った鉋台を別の角度から 撮ったのがこの写真だ。 実用新案 絶対割れない歪を生じない とうたってある ミソは、この台の脇に 抜き通してある棒に有るようだ。
 多分台頭部に ボルトを入れて締め付けた物が有る。 それと同じ効果が有るのだろうと思う。 多分ボルトよりはスマートだ。 しかし世の中それ程 この方式が普及しなかったのは何故か。  それは本来台にする材が良質なら 割れる事はないし、材を十分乾燥させてから木取りして、加工すれば 歪んだものは出来ないだろう。

そう考えると、材を無駄なく使い、仕入れた材をすぐに加工して 製品化して 売れる工夫とも考えられる。 しかし宣伝の通り 比較的歪みは少なく しっかりしている。 作られて時間が経過した為だろう、台は抜き通した棒より約2ミリ 収縮していた。 
  
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カウンター下の棚

2012-09-12 22:01:46 | Weblog
私の支援する福祉亭から棚の製作を依頼された。 福祉亭に入った正面突き当たりにバーカウンターが有り、本来は此処で カクテルでも作って客に出すのだろうが、今は物置同然だ。  そのカウンターの下もだらしなく、物が雑然と置いて有るので、これを整理して収納する棚を作った。 幅1200 高さ700 奥行き450 とかなり大きい。 
私の所では 作業部屋が小さくて、これ以上大きいと 製作が困難となる。 向かって右は固定の棚 向かって左は 2段の移動棚とした。 ダボで位置を変えられる構造となる。  今回は18ミリランバーコア材を使う予定だったが、 1ランク下げて15ミリランバーとした。 材が薄いので すっきりしたイメージに仕上がった。 塗装色はライトオークで本来は屋外の使う塗料だが、値段が安いので採用した。 少し臭いが 溶剤が飛べば大丈夫。 色々な工夫は総て 安くする為の工夫である。  依頼主は金が無いらしくて、今まで 作った家具の材料費も頂いた事は無い。 邪魔なので早く運び出したい。 だが この大きさで車に載せて運べるか 少し心配だ。
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