大工道具の蒐集

骨董市で集めた大工道具類の入手の経緯、使った感想を報告

薄削り用 鉋台

2014-11-09 22:57:44 | Weblog
小田原 削ろう会を見学した。 皆さん熱心に薄削りに挑戦していた。 会場を一回りして
横に置いて有る 鉋を見た。 特に台に注目した。 樫の台が大半だと思うが色々工夫が
して有る様だ。 反りや狂いを少なくする為か、張り合わせ集成材の台が多い様だ。中には
台を串刺しするように 鉄の丸棒を挿入した物も有る。 台の狂い止めの研究は進んで
居るらしい。 まあ薄削りにはまると 結構面白いのだろうと思う。 この会場の雰囲気の
中で平常心で何時もの実力を発揮するのは難しい事だろう。 上手い大工さんも普段の
六割から七割の実力が出せれば良いと言っていた。 なるほどそうだろうねー。  
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「あらい」 の四ツ目錐の穂先

2014-11-09 22:40:35 | Weblog
小田原で削ろう会が有るとは聞いていたが、忙しくて行けないと思って諦めていた。 しかし
今日はん運良く、 予定が午後に変更になったので、 朝 7時半に家を出て 会場に行った。
削ろう会は いつもの雰囲気だ。 来ている道具屋を一回りした。 そこでこの あらい の
錐の穂先を見付けて購入した。  丁度良いサイズの穂先は売れてしまい
短い物と長い物を2本購入した。2本で千円だった。 柄は後で自分で付ける事になる。あらいの錐
は 道具曼荼羅にも載っているから 知っていた。 錐の根本を見ると あら としか刻印されて
無い様にみえる。 あらい の「い」の字が見えない。 さて 錐の穂の付け方は知らないが
多分 適当な太めの丸棒を作り センターに錐で穴を開けて 穂先を打ち込む。 その後で
錐の穂先がセンターに来るように 棒の方を削れば良いのだろうと思うが、どうだろうか。
骨董市でも古い錐を買うが ほとんどは四ツ目錐だ。 その中にあらいの物が有るかどうか 抜いて
確認する事も出来ないが、多分無いだろう。 あらい が手に入り嬉しい。 
だけど 使う機会は殆ど無いと思う。  
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