際鉋もどうしても必要な場合も有る。 だけどこれが調整が難しい。 特に切り屑の排出が上手く行かない場合が多い。 今日は町田骨董市でこの2丁の際鉋を入手した。 黒く薄汚れた物で 2丁で500円と手頃な値段だ。 刃幅 38ミリ 全長は90ミリ程度有る。 右勝手と左勝手が揃っている。 銘は無い。 右勝手は少し使って有る。 やはり鉋屑の排出で苦労した様だ。 相当にいじって有る。 長年放置して有り 錆と埃がこびり付いていた。 古く見えるが 多分昭和の物だろう。 2丁揃いでて来るのも珍しい。 今回は 使う目的も無いので 軽く研いで整備して この古色を余り削り落とさず そのままに保管しようと思う。スクレーパで表面を擦り OILを塗れば引き立つ様だ。 よく手入れすれば案外切れるかも知れない。
この鉋は寄付してもらった道具類の中に入って居た。 反り台は余り使う機会が無いから 平鉋に改造する事にした。台は使い古しに鉋台を流用した。 この鉋刃は 裏刃だったと思われる。 それを切って作ったのだろう。 刃幅34ミリ 全長60ミリ程度か。 刃が薄いし 全鋼の様だ。 割と甘い鋼と思う。小鉋の方が台打ちは難しいかも知れない。 取敢えず完成して 木端を削って見たが 一応削れる様だ。 右側が反り台で以前の物で 左は今回作った小鉋です。 台上端が 穴だらけで少しみっとも無いかな。