大工道具の蒐集

骨董市で集めた大工道具類の入手の経緯、使った感想を報告

0014 山正 湯正の削り

2018-05-02 21:12:38 | Weblog
この鉋は湯沢さんの作った物だろうか。 何となく違うだろうと思う。 湯沢さんの鉋は湯沢とハッキリ書いて有った様に思う。 以前そう書いて有る鉋を持っていたが、人に譲ってしまった。  最近もこの鉋を取り出して研ぎ直し削って見た。 まあまあそれなりには削れている。 以前の削りの感触よりは大分良くはなった。 だがまだこれでは納得できない。 もう少し良く削れるはずだと思っている。 使い込めばよくなるのか。 或はこの鉋刃も焼き戻しすれば良いのかも知れない。 昔の鉋刃で 先端部分に強く焼きが入っているのかも知れない。 もう少し色々いじって見たいと思うが、次々と新たな鉋がやって来て 一つの鉋に集中できない。 まあ自分でそうしているのだから仕方ない。  ある人に言わせれば ある程度の技術を持った鍛冶屋が似たような 鋼材を使い鉋を仕立てれば その差はわずかだろう。 なので そんな鉋集めてどうするのと言う訳だ。 その意見には私も納得する。 でもねこれは 一人で色々工夫できる遊びなので 余計なお世話だと思う。 
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両刃鋸 八寸 銘 中屋春信

2018-05-02 20:40:55 | Weblog
この鋸はもらった物です。 使って見ると全く切れません。 こりゃ駄目だと暫く放置していた。 最近鋸の目立ての練習をしているので、思い出して持ち帰った。 信州スワ 中屋晴信作と読み易く表示して有る。 見ると先端部分が折れている。 それも縦挽き 横挽き両方だったので、 その部分は切り取ってしまった。 見当刃が無いので先端の刃に無理な力が掛かるかも知れない。 ゆっくり挽けば何とか使えるだろう。 取敢えず自分で目立てして見た。 板には若干歪も有る様だ。 これはなかなか直らない。 無理せずそのままにして有る。 これで材料取り位には使えると思うので、暫く使って見て様子を見ようと思う。 今は殆ど替刃鋸を使うので こう言う両刃鋸を急に扱うと 刃先を折ったり曲げたりする事故が発生する可能性も有る。 まあそれも経験の一つだろう。    
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