整備していた国明鉋はようやく 研ぎあがったので 少し使って見た。 一応削れる様だが今一の様に思う。 こう言う錆鉋は刃先が十分研ぎあがった様でも 駄目な事が多い。 理由は良く判らないが ある程度使い込んで 研ぎ減らないと 思うように切れない物だ。 この鉋もそうだと思う。 暫く手元に置いて 研いで削って 研いで削っていればもう少し良くなるだろうと期待している。 取敢えず 現状の削りを載せて置こう。
今回は道具から離れて 別の話題を提供して見たい。 今年夏頃だったろうか、はっきりとは覚えていない。 女房が生協でパイナップルを注文した。 頭の部分を切り落として身は食べてしまった。 葉っぱの付いた頭の部分は皿に載せて 少し水をやり放置しておくと 枯れずにいた。 そこで植木鉢植えて養生してやると、今日まで枯れずにいる。 枯れないどころか 青い葉は元気に少し大きくなった。 生命力の強い果物なんだ。 このまま冬を越せるかどうか判らないが、時々は水を与えて 他の鉢植えと同様に大切にして居る。 そう言えば このパイナップルを食べた頃から見ると 葉っぱは大分大きくなった様に思う。 鑑賞植木としても十分見応え有ると思うのだが。
この鑿は先日行った 高幡不動骨董市で入手した物だ。 200円だった。 業者の箱には他にも鑿は有ったが 今回はこれを求めた。 安い物だけに 錆も酷い。 上手く使える様に成るのか 判らない。 銘は 正秀で裏は三つ裏の様だ。 柄も短いので付け替えたいが 錆びているのか 抜けない様だ。 写真は入手した状態だが、後日錆を落として少し研いで見た。 裏の錆はかなり酷くて簡単には取れそうもない。 取敢えず 今はスクレーパ替わりに 使って その内本格的に研ぎ直そうと思っている。 何れは柄も付け替えてやりたいと思っているが。