大工道具の蒐集

骨董市で集めた大工道具類の入手の経緯、使った感想を報告

箱のその後

2020-09-08 09:35:10 | Weblog
確か7月の後半 雨の多い季節に 箱とその蓋を制作した。 材料は乾燥していると思っていた。 所が ある日蓋の表面を見ると 割れが発生していた。 元々わずかなひび割れは有ったのだろう。 そこから水分が抜けて 割れが広がった物と思われる。 全体に蓋の幅方向は若干縮んだ。 縁には別に鉄刀木が 貼り合わせて有るから縮まない。 幅方向の真中が緩くカーブを描いて 縮んでいる様が。 それは0.5ミリ程度有るか。 さて補修に掛かった。
割れには 薄板を差し込み接着して 蓋の表全体を削り直した。 裏も同様に削り直した。 これで遠目には 何も判らない程度にはなった。 このコナラ材は 東の土手に転がる物で もう少し乾燥させて使うべきだった。 勉強になった。 どうすると上手く人口乾燥出来るだろうか。 少し調べて見よう。 電子レンジでは 材料の大きさが制限されて 上手く乾燥出来ない様だ。 今この箱に 血圧計と記録ノートを入れて保管に使って居る。 木に割りに持つとずっしり重みがあり それが良い。 蓋は削り直して 柿渋を塗って無いので若干白っぽい。 その内落ち着いた色になるだろう。

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