取敢えず まず座面の張替えを行う事にした。 所が座面が 腐った様にぼろぼろの状態だ。 しかた無く 12ミリベニヤ板を調達して型取りして 新規に作成し 張って見た。 張り生地はY氏がアートマンで調達してきた ビニールレザー(白)だ。この椅子にはミスマッチな色だと思うが、 本人の好みなのでしかた無い。 一応張ってみたが、この生地は伸びが無く 上手く張れない。 上手く張れないのは、技術が未熟な為とは思うが、 ここは生地が良くない事にして置こう。 布生地では上手く張れるのに残念だ。 気に入らないが 張り替えるのも大変なので とりあえずこのまま進めよう。
T氏は 都市計画関係の仕事をしている。 最近有る件で知り合いになった。 彼が結婚する時に買ったと言う椅子だが座面が一部裂けて中味が見える状態だ。 フレームの部分はまだしっかりしているので張替えして見る事になった。 座り心地がどうのこうのと色々注文がうるさいが、 構わず ウレタン30ミリを使い 深い緑色のビニールレザーと思われる張り生地を使い張り替えた。 脇と後は椅子のフレームに隠れて見えないから助かるが、前のコーナー部分は見えるので 出来るだけしわ無く張りたいが、 技術が追いつかない。 苦労して何とか張り替えて見た。 こうやって何台か やれば段々上手くなるだろう。 彼の評価は まあまあだと言ってくれたが 素晴らしいとは言わなかった。