『夢の小筥』

再び廻り来る事のない、この刻(いま)を、そっと筥に納めてみました。

陽はストンと沈み、それが金色に輝く夕陽の「足掻き」にも見え…

2014-11-04 15:57:58 | Weblog

                   
                  親知らず子知らず                        

    あなた 

 家の中から外をみている限り、「風が吹いているんだ…」位にしか

 思わなかったけど、いざ外へでて驚き…寒い…風が冷たい。

 葉っぱが散って小さくなった木々たちが、小刻みに震えています。

 タヌも「寒い」って訴えているみたい。

 明日から冬囲いに来て下さるとのことで、外へでて風の冷たさを知りました。

 さっきまで眩しくて厚いカーテンを引いていました。

 それなのに、「アレレ~」と思う間もなく陽はストンと沈んでいき、それが

 金色に輝く沈む夕陽の「足掻き」にもみえました。

 潔ぎよしは、良いことかもしれないけど、あまりにも余韻のないのも淋しいものです。

 さっき輝いたのは沈む前の一瞬のことだったのでしょう…。

 きっと夜明け前のひと時が一番寒いのと、同じなので、夜明け前と黄昏時は

 通じるものがあるようです。

 陽は落ち暮れ泥んできました。「今日の日よサヨナラ」

 ”あ~した天気にな~れ…”