あなた
夜半に音もなく降り積もった雪。
そして明けた朝の静謐で凛とした光景。
終日静かに降る雪。
冬囲いの枝の上にまん丸くつもってます。
とうとう、堪えきれず、炬燵をだしました。
炬燵に潜り眠った様です。
随分探したけれど居ませんでした。
「さむいな~って…」思いました。
昏くなってきました。
探したけれど~~…求めているひとはやっぱりいないのです。
あなた
遠いね…
今日の帷は降りてしまいました。
綺麗で真っ白な…
どう足掻いても、もう雪の季節。
寂しいけれど好き…
やまざとは ふゆぞさびしさ まさりける ひとめもくさも かれぬとおもへば
源 宗千朝臣
平安のころは、もっともっと寒かったことでしょうね…
あなた
また…