あなた
庭の冬囲いが始まりました。
今日は天気がよく、よかったな~って…
大きい木は殆どありませんが、門被りが大変な様です。
今年もこの時期になったと思い些か淋しさがまします。
庭の仕事は、あなたの仕事と決め込み、手出しを控えていました。
これが駄目だったと、チョッピリ反省。
わたしはお願いして、ほんの少々草花の場所をかりていました…ので、
何もできず…でも、仕方ない…かなって。
季節の移ろいは早く…
ほんのりと暖かい日、冷たい雨の日、霙、氷雨、など繰り返し本格的な
冬の雪に変わっていき、只々春を待つ日が続きます。
《ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。淀みに浮かぶうたかたは、
かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。世の中にある人とすみかと、
またかくのごとし。》 鴨長明の「方丈記」の冒頭部分です。
嘗て、わたしは方丈記が好きで、平家物語と合わせながら読んでいました。
遠い遠い~本当に遠い昔ですので、忘れた部分の方が多いのですが、
《かつ消えかつ結びて久しくとゞまることなし》ここの部分が「平家物語」を
彷彿とさせ世の無常さが、身につまされます。
昔も、今も、本来の生き方は変わらないものなのですね。
あなた、今日は本当に穏やかな!暖かい日です。
明日はミーが来ます。
暫らく留守にしますので、あなたに、メール出来ません。
ゴメンね。
庭の仕事はまだ続いています。