『夢の小筥』

再び廻り来る事のない、この刻(いま)を、そっと筥に納めてみました。

 出来ることなら、あの大きな白い雲に乗って…飛んで行きたい…

2014-11-25 15:52:28 | Weblog

        

   あなた

 久しぶりの「タヌ」くんです。

 今日は天気が良いせいでしょうか「タヌ」がおおきなお目目で

 すこ~し笑ってるみたい。

 わたしも身体の痛いのがなくなり、元気になりました。

 きっと予防接種が身体を痛くしていたのだと思います。

 初冬の空は綺麗です。

 風もなく僅かに白い雲が残っています。

 あの雲に乗ったらどこまで?行けるのでしょう…か…

 出来ることなら、あの大きな白い雲に乗って…飛んで行きたい…

 夢でなく…逢いたい…

 
 月日が傷口を塞いでくれると思っていました。

 傷口は治りましたが、深く深く芯のほうにくい込んでいきます。

 「ズキン」って痛むのです。

 何事もないように二人で買い物してる人「いいなぁ」って遠くから

 そ~っと見てます。

 もう幾許もなくして、今年も過ぎて行きます。

 やっぱり月日の流れは早いと思います。

 《やまざとは ふゆぞさびしさ まさりける ひとめもくさも かれぬとおもえば》   

                             源宗千朝臣

 「山里はいつの季節でも寂しいが、冬はとりわけ寂しく感じられる。

  尋ねてくれる人も途絶え、慰めの草も枯れてしまうのだと思うと。」

  あなた

 先ほどまで明るかった冬空が、暮れ泥んで来ました。

 じゃ~~またね…