あなた
すごい雪でしょう…
久しぶりに窓を開けての掃除。
キリッとした冷たい空気、大きく深呼吸する…
なんだか肺の奥にまで届いた感じ…元気になりました。
あなたに 逢いたいと言いながら、病院に行くわたし…何なんだろう?
リコが来てくれる…
あはれとも いふべきひとは おもほえで みのいたづらに なりぬべきかな 謙徳公
昔はもっと寒い所に住んでいたのに…
駄目です、今は寒い…
あなた寒い…
あなた
すごい雪でしょう…
久しぶりに窓を開けての掃除。
キリッとした冷たい空気、大きく深呼吸する…
なんだか肺の奥にまで届いた感じ…元気になりました。
あなたに 逢いたいと言いながら、病院に行くわたし…何なんだろう?
リコが来てくれる…
あはれとも いふべきひとは おもほえで みのいたづらに なりぬべきかな 謙徳公
昔はもっと寒い所に住んでいたのに…
駄目です、今は寒い…
あなた寒い…
あなた
すごい雪…
でも、嫌いではない…のです。
気になっていた落ち葉の拾い残し…みんなきれいに隠されて…
ただ、真っ白…
春まではこのまま…
心の奥が痛い…?何故か判らない…
あのね、今日も病院、でも嬉しかったのは「あなた手をひっぱて、背中をおして」って、言わなくても、
無事病院につき、帰る事できました。
呼吸することがこんなに”楽”だなんて…夢みたい…
やっぱり、援けられたのね…
今夜も長い夜の始まり…
与えられた生命が何時尽きるかはわからないkど…
大事に・大事に…するよ…
あなたとの、楽しかった日々…今夜は妙に思い出される…
恋しいよ…
あなた
”ななくさなずな とうどのとりが日本のくにに わたらぬうちに トントンパタリトンパタリ” って…
昨日はその日…病院へ行って疲れてそのまま寝てしまい、今朝食べました。
「セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズシロ」それに梅干しも入るの…
なんでも、入るのが我が家流、でもあなた喜んでいたよね…今日のお粥おいしかった?。
今度行ったら作ってやるね…
何だか最近のわたし、心と体がバラバラ…
身体は此処にあるのに、気持ちはファファと、どこか彷徨っている…
きっと、頭が壊れてきたのね。
与えられた命ですもの!だいじに使おうと思っているのに…なかなか思うようにはいかないね。
難波江の 蘆のかりねの ひとよゆゑ みをつくしてや 恋ひわたるべき 皇嘉門院別当
こひすてふ わがなはまだき たちにけり ひとしれずこそ おもひそめしか 壬生忠岑
身体も心もキリキリ…と痛い。
あなた
帰ってきました。楽しかったけど疲れたよ…
雪・雪・雪・大雪の毎日です。
庭がスッポリ埋まってしまいました。
それぞれ普通の生活に戻りますが、毎日の雪には、いささか参っています。
もしかして、雪の袋が破れてしまい閉じれなくなってしまったのかな?。
それとも、誰かの泪が寒さに凍って…雪になってしまったのでしょうか?…
寒くて淋しい…リコは心配してくれます。
我が家に帰って数日…なんだかすごく疲れた毎日…
あなたに逢えるような気がして…やっぱり夢かな?
耐えると言う事って…辛いことです。
「あいたいなぁ…」
冬は、つとめて。雪の降りたるはいふべきにもあらず。霜のいと白きも、またさらでも、いと寒きに、火など急ぎ熾して、炭もて渡るも、
いとつきづきし。昼になりて、ぬるくゆるびもていけば、火桶の火も、白き灰がちになりて、わろし。
「冬は、朝早い頃がよい。雪が降った時はいうまでもない。霜がとても白いのも、またそうでなくても、とても寒い時に、火を急いで熾し
て、炭をもって通っていくのも、とても似つかわしい。昼になって、寒さがゆるくなってくる頃には、火桶の火も、白い灰が多くなってしま
い、よい感じがしない。」(現代語に訳した文章)
清少納言の「冬」の件です。優雅かな?
寒い時ストーブを背にしているわたしには…とうてい遠い昔の話です…
あなた今夜も更けてゆきます。