『夢の小筥』

再び廻り来る事のない、この刻(いま)を、そっと筥に納めてみました。

凍れる日…あなたの所は?

2014-01-10 19:26:42 | Weblog

 

               

     あなた

 すごい雪でしょう…

 久しぶりに窓を開けての掃除。

 キリッとした冷たい空気、大きく深呼吸する…

 なんだか肺の奥にまで届いた感じ…元気になりました。 

 

 あなたに 逢いたいと言いながら、病院に行くわたし…何なんだろう?

 

 リコが来てくれる…

 

 あはれとも いふべきひとは おもほえで みのいたづらに なりぬべきかな       謙徳公

 

 昔はもっと寒い所に住んでいたのに…

 

 駄目です、今は寒い…

 

 あなた寒い…

  

             


与えられた”生命”大事にするよ…

2014-01-09 19:39:03 | Weblog

                  

    あなた

 すごい雪…

 でも、嫌いではない…のです。

 気になっていた落ち葉の拾い残し…みんなきれいに隠されて…

 ただ、真っ白…

 春まではこのまま…

 

 心の奥が痛い…?何故か判らない…

 

 あのね、今日も病院、でも嬉しかったのは「あなた手をひっぱて、背中をおして」って、言わなくても、

 無事病院につき、帰る事できました。

 呼吸することがこんなに”楽”だなんて…夢みたい…

 やっぱり、援けられたのね…

 

 今夜も長い夜の始まり…

 与えられた生命が何時尽きるかはわからないkど…

 大事に・大事に…するよ…

 

 あなたとの、楽しかった日々…今夜は妙に思い出される…

 恋しいよ…

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                                          


  ”七草粥”は今朝食べました

2014-01-08 11:18:12 | Weblog

    

                           

   あなた

 ”ななくさなずな とうどのとりが日本のくにに わたらぬうちに トントンパタリトンパタリ” って…

 昨日はその日…病院へ行って疲れてそのまま寝てしまい、今朝食べました。

 「セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズシロ」それに梅干しも入るの…

 なんでも、入るのが我が家流、でもあなた喜んでいたよね…今日のお粥おいしかった?。

 今度行ったら作ってやるね…

 何だか最近のわたし、心と体がバラバラ…

 身体は此処にあるのに、気持ちはファファと、どこか彷徨っている…

 きっと、頭が壊れてきたのね。

 与えられた命ですもの!だいじに使おうと思っているのに…なかなか思うようにはいかないね。

 

  難波江の 蘆のかりねの ひとよゆゑ  みをつくしてや 恋ひわたるべき       皇嘉門院別当

  こひすてふ わがなはまだき たちにけり ひとしれずこそ おもひそめしか   壬生忠岑

 

 身体も心もキリキリ…と痛い。

 

 
  


雪の毎日…淋しい…

2014-01-07 20:57:21 | Weblog

 

                                                     

     あなた

 帰ってきました。楽しかったけど疲れたよ…

 雪・雪・雪・大雪の毎日です。

 庭がスッポリ埋まってしまいました。

 それぞれ普通の生活に戻りますが、毎日の雪には、いささか参っています。

 もしかして、雪の袋が破れてしまい閉じれなくなってしまったのかな?。

 それとも、誰かの泪が寒さに凍って…雪になってしまったのでしょうか?…

 寒くて淋しい…リコは心配してくれます。

 

 我が家に帰って数日…なんだかすごく疲れた毎日…

 あなたに逢えるような気がして…やっぱり夢かな?

 

 耐えると言う事って…辛いことです。

 「あいたいなぁ…」

 

 は、つとめて。の降りたるはいふべきにもあらず。のいと白きも、またさらでも、いと寒きに、火など急ぎ熾して、炭もて渡るも、 

 いとつきづきし。昼になりて、ぬるくゆるびもていけば、火桶の火も、白き灰がちになりて、わろし。  

 「冬は、朝早い頃がよい。雪が降った時はいうまでもない。霜がとても白いのも、またそうでなくても、とても寒い時に、火を急いで熾し

て、炭をもって通っていくのも、とても似つかわしい。昼になって、寒さがゆるくなってくる頃には、火桶の火も、白い灰が多くなってしま

い、よい感じがしない。」(現代語に訳した文章)

 清少納言の「冬」の件です。優雅かな?

 寒い時ストーブを背にしているわたしには…とうてい遠い昔の話です…

 

 あなた今夜も更けてゆきます。