LIVRE OBJET後からの試作
試作ではなく(後からの)と説明が加わるのは何を意味しているのだろう。ある目的・対象に対し、重複しつつ修正の必然からなのか…。
作品は穴(空洞/不明)を各所に所有し、規則性あるいは連続を感じさせる物体であり、それらの上には巻物(歴史上の記録?)が乗り、それらは共に一つ(全体)となるように頑強に括りつけられている。
有無を言わせぬ合体である。それらは非常に重い態を示す塊であるが、よく見ると、床面から浮上している。
重いが浮いている…宇宙の体である、地球の空気(雰囲気)への確執とも見える不思議な作品である。
(写真は神奈川県立近代美術館〔若林奮『飛葉と振動』展・図録より〕
周作
キンキン光る
西班尼製です
(つめくさ つめくさ)
こんな舶来の草地でなら黒砂糖のやうな甘つたるい声で唄つてもいい
☆講(話)は済(救い)を伴う二つを整えている
吐く記は総て二つを告げる
査(調べて)問い、換(入れ替える)と、章(文章)は、倍になる
みなエルランガーを待っているのだとわかった。エルランガーは、すでに到着していたが、陳情者たちに会うまえに、モームスと打ち合わせをしているところだった。
☆みんな(死人)はエルランガー(時間的に長い長い空間)を待っているのだとわかった。エルランガーは、すでに到着していたが、関係者と交渉する前にもまだモームスといっしょだった。
※モームスには、動因・きっかけ・瞬間のニュアンスを感じる。