続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

鈴木しづ子(私的解釈)菊白し。

2021-06-06 07:40:11 | 鈴木しづ子

   菊白し得たる代償ふところに

 嫌いじゃなかったんだよ、目を見た瞬間にね。だから抵抗がなかったのに・・・。手渡された代償を受け取ってしまった。これじゃ娼婦だね、そう、娼婦だもの代償を頂いて当然の身。

 菊白し・・・日本人の誇り、菊の花。でも、何時から白い菊を死者に手向けるようになったんだろう。わたしは誇りを捨て、すでに死んだのかもしれない。ふところの代償は死者に手向けた白い菊に相当する。

※米兵相手のダンスホール、手を睦めば心が動くことも無いとは言えない。出兵戦士との容赦ない関係である。(当時1ドルは360円と決まっており、米兵の懐は命と引き換え…少なくなかったはず)


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